台風も過ぎ去った日に フラりと単車で自宅を出た、
連日の猛暑も台風が持ち去ったかのような
涼しさ 走行中は肌寒さを感じる
田川郡 金田に差し掛かった時なのだが
気になる所があった、
まさかとは 思ったものの 調べる事にした
付近の家々に話を聞くと 驚く事に 確かに
選炭場や引込線、トロッコ線があったという、
北側の金田駅から引込線の軌道が見える、
そして 先程の南側の高架下のようなトンネル方向には ボタ山らしきものも確認できる
詳しい方に話を聞けば 選炭場、豆炭を造る施設もあったようだ、
そこから トロッコが南側のボタ山に走っていたと話す
現在セメント会社 敷地内に円いシックナー
のような建造物もあるが 隣の四角い水槽も合わせて そのままセメント会社が使っていると言っていた
問題は この施設が どの炭鉱の施設なのかは 多くの方に話を聞いたが わからないままである
引き続き 調べようと思う
ここを見て思った、
金田や糸田の炭鉱跡地は あまり詳しく歩いていないなと、
そういう理由で 数日 金田、糸田地区を歩いてみようと決めた
この付近にも興味深い 建造物が残っている
ここに鉄道が開通した時の橋脚が残る、
明治28~29年頃だったと聞いている
廃線の跡は 他にも見られ、
こちらは 橋脚 鉄橋 枕木なども残る廃線、
鉄道には詳しくないのですが、
この廃線は 金見鉄道と呼ばれる三井鉱山の専用線だったようだ
たどって行けば 高架下などを通る軌道が残っている
北側の亀の甲にも向かう、
何も残ってはいなかったのだが この川に
桟橋が通り 写真右側の方城 炭鉱から亀の甲側に運炭していたようだ
桟橋方向からの写真、
反対側の写真、
以前は 対岸に煉瓦造りの橋脚が残っていたのだが 現在は見えなくなっていた
続いて 糸田方面へと向かう、
糸田の駅を通過して 豊国 炭鉱跡地へと入った
以前 踏切付近に残っている 大きな遺構を更新した事があるのだが、
最近スーパーマーケットができていると聞いて心配していたのだが 遺構は解体されてはいなかった
そして 火薬庫などがあった位置なども訪問してみるが 影も形もない
しかし ボタ山の付近には、
煉瓦造りの遺構が残っている
見にくいとは思うが 裏手には 台座のような張り出しもあった
近所の方々に 話を伺う、
巻上機関連の遺構だという事だった
変電所にも見えなくもない、
ここから 送電していたのだろうか
よくよく 見てみれば 今だ残る痕跡もまだまだあるようだ
じっくりと 歩いてみれば 数多くの証言も取れそうだ
ふと 考えれば 他県ばかり行く自分に反省する事がある 地元にも多くの証言や遺構が
残っている