三井 山野 炭鉱3前回の探索後、まだ炭鉱の遺構は 残っているとの事を聞き再訪する。以前 正門に登る時には 気がつかなかったが、坂の途中には 煙突が不自然な場所に立っていた これも山野炭鉱の遺構であるようだ。坂の一本 向こうにも坂がある、がまん坂、この地区では 深い意味を感じる名前だと自分は 思う。少し離れた山中にも、立入禁止でしたが工事関係者に事情をはなすと、「私達もついていくけそれやったらよかよ」と言い中を見せていただいた。薮の中には 排気坑口が残っていた。工事を行っている場所にも、形状がシュートのようになっている事からホッパーだと思う。先程の排気坑、坑内まで まだつながっているようで真っ暗、一度は 埋めようとしたのか…巨大な排気坑であった。この時期では 測量などが入り解体を心配していたのでは あるが、現在 工事の範囲をかわし かろうじて残っている。この遺構のように 少しだけでも炭鉱の痕跡を残してほしいと願う。