『舟歌 op.40』/リャードフ
1855年サンクトペテルブルクに生まれ。
1862年創立のペテルブルク音楽院に入学しピアノとヴァイオリン、作曲を学ぶ。1866年にはモスクワ音楽院が創立されるなど、学問に対して急成長の為に激動中の激動を過ごした作曲家です。
メロディの多彩、甘美さからショパンやメンデルスゾーンと同じ、ロマン派の作曲家として紹介されています。
リャードフがあまり作品を残せなかったのは、主として怠惰な性格のせいだとされています。
実際、他の作曲家より比較的少ないですし、演奏時間も短い方です。
ピアノの曲と言ったらこれ!と言われる『音楽の玉手箱』ですら1~2分の曲です。
ですが短い曲の中は丹念に彫琢された作品ばかりです。
『8つのロシア民謡』は、民謡収集の活動から生まれた傑作です。1890年代、帝室地理協会の依頼で、バラキレフらとともに民謡収集を行いました。リャードフは、200曲近くにのぼる民謡を、独唱とピアノ、あるいは無伴奏合唱に編曲して出版したが、これとは別に、8曲を管弦楽用に編曲して小さな組曲を作りました。
彼が教育、指揮、そして民謡の収集などの分野では精力的に活動していることを考えると、作品が少ない理由としては、自作に対する厳しい批判精神も作曲活動のブレーキとなっていたと思います。
そういう所も大好き![]()
。。。
おっと失礼。
ショパンやチャイコフスキー、フォーレさんなど沢山の作曲家が「バルカローレ」をタイトルに作品を残していますが、リャードフさんから見た「バルカローレ」はどんな景色なのか、ロシアでの「バルカローレ」を考えながら演奏したいと思います。
またこの曲はショパンと同格の美しいメロディと、短くも甘美なフレーズを駆使するグリーグさんやドビュッシーさんの様な曲の展開をしています。
まるでこの曲を通して色々な作曲家とご挨拶しているような感覚です。
リャードフさんってこんないい曲も残してるんだよと紹介も込めて演奏できたらと思います。

