出演 酒井麻衣監督、原菜乃華
はいー!
╰(*´︶`*)╯
やってきましたよー!川崎!
しんゆり映画祭!"はらはらなのか。" が上映される!アフタートークショーとして酒井麻衣監督が出演するっ!"はらはら"を観るのは8/31ぶりだから丸々2ヶ月ぶりの11回目だ!
事前に仲間内の誰と誰が来るというのは聞いていたけど…姿が見えず。心細くまっていると、1人来て…2人で待っていたら、上にカフェがあったようでそこに3人、合流して5人で今か今かと開場を待ちました。。。高まる。。。!(^^;;笑
開場となり、自分の番号7番で入場!(しかし同じ番号が3つある!入手方法が3つあったらしい。同番号同時入場だって⤵︎⤵︎なんじゃそら!) 僕は2列目、1列目がクローズで実質最前列の左端の席!
開演となり、2ヶ月ぶりの "はらはらなのか。"をたっぷり堪能しました!2〜3回目に観た時と同じ感動があった!何回目⁉︎(^O^)笑笑笑
さぁ、上映後はお待ちかねのアフタートークショー!酒井麻衣監督に会える!ワクワク…
酒井麻衣監督登場です!原菜乃華ちゃんも!
キター!
♪───O(≧∇≦)O────♪
酒井麻衣監督!会いたかった!やっと会えた!(*≧∀≦*)!
トークショーが始まってまず監督から話しをはじめようとした所、監督の目の前、客席中央最前列にガヤのうるさい、お酒入ってるおっさんがいて、何か茶化したようで…監督、
「大丈夫!菜乃華ちゃんにもちゃんとふりますから!(笑)」と上手にあしらい…(#^.^#)
まず、酒井麻衣監督、本作作成の経緯説明から。
MOOSICLAB2015グランプリを取り、商業デビュー作の話しがあり、当時劇団Z-Lionの舞台、"まっ透明なasoべんきょ〜" の映画化の話しはどうかと話しを貰った。しかし『舞台には舞台ならではの良さがあるから、映画化は難しい…当時菜乃華ちゃんに惚れこんでいたので、菜乃華ちゃん自身を主役の成長物語、この舞台に立つまでの話しにしませんか?』と提案、賛成を得られて作成に繋がった。。。
脚本に着手するにあたり、最初にまずデートをした。監督が菜乃華ちゃん自身を知る為。監督という事は伏せて、"小学生の実態を知りたい脚本家"という設定で浅草もんじゃを食べて 、上野博物館に行った。動物のミイラを見て菜乃華ちゃんがびっくりしていた姿に監督はときめいた。(笑)
監督から菜乃華ちゃんに質問。
「当時12歳の時の菜乃華ちゃんと、今の14歳の菜乃華ちゃんと、女優というものに対する意識は変わった?」…に対し菜乃華ちゃん、「 当時はただただ楽しかったり、オーディションに落ちれば悔しかったり。今は "はらはら" を通して、『女優としてこれからもやっていきたいな。』という覚悟は出来たと思います。」
パチパチパチ(^^)
撮影時のエピソード話し。
撮影期間は12日間、監督、「長くとってもらいました。年齢的に深夜の撮影ができない部分があるので。」…12日間での撮影って長いんだ。。。短くかんじるけど(・Д・)!
菜乃華ちゃん、監督からシーン毎に意見を求められ、今まで経験が無く初めてのことだった。「一つ一つのシーンに時間をかけて納得がいくまで演らせてもらえたことがとても楽しかった。」
ラストシーンの "脚本からの変更点" (僕の過去ブログ2017年6月29日投稿、タイトル"酒井麻衣監督活6!6/11映画"はらはらなのか。"舞台挨拶in小山(栃木)"に詳細あり。) について触れて、監督、「現場で菜乃華ちゃんの姿を見て急遽変更した。」菜乃華ちゃん「演じ切ることができて満足して泣いちゃいました。そしたら監督が『まだ2日目だよって。』。」監督「そこから菜乃華ちゃんの目の色がかわって女優、原菜乃華に演技を任せることができるようになった。」すごいね、監督と主演女優の真剣勝負だね。(・Д・)!
菜乃華ちゃん、「撮影中に13歳を迎えて、みんなに祝ってもらって幸せでした!監督からは今半のすき焼き弁当をもらいました!」監督、チョイス渋いな!(笑)
質問「大変だったシーンは?」には、菜乃華ちゃん、「ミュージカルシーンは前夜からダンスを覚えるために鏡の前で練習してました。当日は可愛い衣装にテンションが上がって楽しく撮れました。」かわいいね!(笑)
監督が衣装について教えてくれてた所によると、菜乃華ちゃんの衣装はすべてネバアランド。制服は熊本の実在する高校の制服。喫茶店の衣装は衣装さん手作り。玲奈さんと菜乃華ちゃんを実際に採寸して作った世界に2つだけのものだって (・Д・)!
監督から菜乃華ちゃんへの質問。
「玲奈さんと現場でどんな話しを?」
菜乃華ちゃん、「休憩時間中にも玲奈さんから積極的に話しかけてもらって、『ほんとにこんなお姉さんいたらいいな』って思った。」
監督、「撮影準備をしている間、側から見ていて2人が仲良さそうにしている姿は微笑ましかった。玲奈さん、菜乃華ちゃんのことを好きになってくれて、ミュージカルシーンを菜乃華ちゃんが1人で練習している時に、私(監督)が『菜乃華ちゃん、練習してるな…。(がんばれ!)』と思って見ていると、玲奈さんも同じように『菜乃華ちゃん、がんばれ!』というように、見守っていた。」…暖かいエピソードだね(^^)!
菜乃華ちゃん、「『ありのままの菜乃華ちゃんでいてほしい』と言われ、『自分のままってどうなのかな?』って逆に難しかった。」
…"透明なのか" の役作りについては事前に話しあったが、実際違いのメリハリをつけるのに苦労した。監督、「"透明なのか" の役作り設定にあたり、色んな"透明なのか"を試し、一番しっくり来たものに決めた。」…とのこと。
映画が出来上がって以降の話し。
監督、「やっとお客さんに観てもらえたのが嬉しかった。一番うれしかったのは、『昔、私にもイマジナリーフレンドいました。』と言ってもらえたこと。『ファンタジーだけど逆にリアルだった。』『こういう世界を過ごしました!又は、過ごしたかった!』と言ってもらったことに救われた感じがした。」
監督、菜乃華ちゃんに対し、当初わざと厳しくして悔しさをバネにいい演技を引きだす策をとったらしい。撮影2日目のラストシーンの撮影での良い演技ではじめて「良かったよ!」と声をかけた。すると菜乃華ちゃん泣いちゃったって。「これ以降は厳しくする必要も無く、想像を超える良い演技で答えてくれた。」
厳しい態度(監督→菜乃華ちゃん)ってどんなかと思ったら、無表情で「OKです。」とかだって。わざと「良かった。」とは言わなかったって。
劇中の "家出をしてリナの喫茶店に転がり込んで、リナからオーディション合格おめでとう!のドリンクをもらって泣いちゃう" シーン。菜乃華ちゃんは演技ですぐ泣ける。でも監督、「もっといけるよね。。」と納得せず。「もっと感情出せるよね。。」 監督、「テイク3で正直合格するラインは出てた…現場で『監督、時間ないです!』という空気の中、菜乃華ちゃんも『すいません、もう一回やらせてください!』と潔い態度でのぞんでくれた。」
監督、たくさん離してくれた後で、「2日目で乗り越えたので、そこまで掘り下げることじゃないよね!?」(^_^;)www
会場Q&A
菜乃華ちゃんへ「一番自然体の演技は?」
…に対し菜乃華ちゃん、「稽古場のシーンはasoべんきょ〜の稽古場の雰囲気を思い出して演っていた、そのシーンの衣装のショートパンツはその当時のもの。」監督、「菜乃華ちゃんとミッチーさんの本読みのシーンで吹いちゃうのは素の笑い、これは本当はNGシーン。」菜乃華ちゃんはこのシーンが使われていることに、おどろいたとのこと。監督の気持ちは、最初は棒読みの菜乃華ちゃん、相手の演技を見て受けのお芝居ができるようになるっていうシーンだが、『たしかにミッチーさん目の前にしたら笑うよな。』と思い、受けようという自然体として入れたとのこと。
監督への質問「26歳で映画を撮って世に出すということ、先輩監督たちからの批評を気にしたりしない?どんな心構えでのぞんでいる?劇中でBGMを使わず作っていることのこだわりは?まだ若い新人女性監督だが、これからどんなものを作っていきたい?」
監督、「お客さんに観せる以上、100%傑作ですと思えるものを魅せななければいけないと思ってやっている。現場で、もしくは脚本の段階でそう思えるように、できる限りの努力をしている。酷評もある、しかし、『まず観てくれてありがとうの気持ち。』酷評も受け入れる、しかし"はらはら"を心から愛しているので、自分の子供を守るように、私が一番にこの子(作品)を愛しています! というスタンスでいます。」…このコメントにはウルッときちゃったよ(;ω;)ナミダ
「子供の頃からディズニー映画が大好きで、"はらはら"はミュージカル映画と書かれることも多いが、そういうつもりで撮ってはおらず、"自分の内面、感情の表現を歌になって表現する"(=ディズニーで見られる手法。)ということでバランスをとった。静かなお芝居のところは音楽なしで、魅せるところは音楽で爆発して表現して…という形をとりました。」
「変わらずファンタジーをやりたいと思っている。思春期にファンタジーを観て救われた。本作にもメッセージとして入れている "自分の見たい世界"の映画を作ることで、みんなの心を暖めたり、希望になったりすればいいなと思い、やり続けようと思っています。」
菜乃華ちゃんに質問。「本番前に滑舌や緊張感をほぐすおまじないは何かありますか?」
菜乃華ちゃん「手に人を3回書いて飲み込んで落ち着かせるとか、それぐらいしかないごめんなさい。(笑)」
監督「菜乃華ちゃんへの質問だけど、私も答えていい?父親に教わったこと、天井の端を見ると、大きい空間と思っても端が見えないことはなかなか無い、端が見えるということは『この程度の世界なんだ』と思ったら、『意外と小さい世界なんだと思えて緊張しない。』というのは聞いたことがあります。」
菜乃華ちゃんに質問。「タイトルに名前が入っているがどんな印象だったか?」
菜乃華ちゃん「へっ⁉︎うそっ⁉︎と思った!台本を読んでやっと実感。でも不安が大きかった。」
監督に質問、「ファンタジーを作る酒井監督、前作 "いい匂い…"から今作 "はらはら" の変化は地に足が着いたファンタジーになった感じがした。次回ファンタジーはどんなかんじ?」
監督、「世界観を作るファンタジーよりも現実と幻想の狭間を描いたファンタジーが好き。その時の一番やりたいこと…"いい匂い" の時は異世界のファンタジーだった、今回の "はらはら" では菜乃華ちゃんと私を重ねた所があって、『第一線に行きたい女の子の話し。』とした時に現実味が出たのかなと思います。」
トークタイム終了。主催側から2人にプレゼント。しんゆり映画祭のマスコット、"シネマうま" がプレゼントを持ってきて2人に渡していました。
監督「あ!シネマうまだ!語尾に『ウマ』ってつくんですよね?」…そうなんだ(^^;;
しかもシネマうま、シマの部分がフィルムになっている。。。らしい。
監督告知。
「12月の…⁉︎ 2月か⁉︎ 2月の"なのか"の日(7日)にDVDとBRが発売になります。よろしければもう一度観て頂けたら嬉しいです。」
…以上で酒井麻衣監督と原菜乃華ちゃんのトークショーが終了しました!監督はこのあと、物販のパンフレットのサイン会!僕は急いでアンケートを書いてから、パンフ購入、サイン会に向かいました!パンフラスト2だった!(;゜0゜)
列に並ぶと最後尾!(途中で1人後ろについてたけど僕の話しが長かったからか、いなくなっちゃったwww )鍵閉めになりました!(こだわってないけど!www)
(僕、監督に近づく…)
僕「監督ー!来たよー!」
監督「れおさーん!」
僕「監督、今日赤!監督、青系が好きでしょ?青系よく着てるけど、今日のもすごい素敵じゃん!赤いドレス!ドレスって言わない?(笑) ワンピース!すごい似合う!素敵!あ!唇も揃えたんだ!」
監督「うーん、それはたまたまかな(笑) あたし口紅とか化粧品あんまり持ってないんだよ。ほんとはねえ赤系の方が好きなんだ。でも赤だと女優さん喰っちゃうからね、あんまり着ないようにしてるんだよね。」
僕「あ、そうなんだ!(驚)ほんとは赤系の方が好きなんだ!知らなかった!あ、そうだ!僕今日マーティン履いてきたんだ!この間監督マーティンのこと言ってたから。」
監督「(覗き込む)へー、お揃いだ!(笑)」
(パンフレットにサインをしてもらう。)
僕「ね監督、今日の日付けと "しんゆり映画祭"って書いてもらっていい?」…書いてもらう。
僕「ね、あと1個ワガママいいかな?中の方…このページ(劇中歌 "君の瞳で越えていけ"の歌詞が載っているページ)、僕この歌が大好きで!ここにもサインお願いできる?そうすれば閉じた状態でも、開いた状態でも飾れる!」
監督「あ、うん!なるほど!"れおさんへ" って書いていい?」…書いてくれる。
僕「ねぇ、作詞の所に酒井監督ともう1人、作曲者さんの名前が連名になってるけど、これってどうなの?監督がまず草案というか、書いたものをこの方に預けて整えてもらったとか?」
監督「うーんとね、まずあたしが書いて、ここの部分だけは変えて欲しくないって言って、あとは整えてもらった感じかな。」
僕「そうなんだ。それってどんなかんじなのかな?最初に酒井監督が書いた状態からあんまり変わってない?8割9割とか…?」
監督「そうだ…ね…、言いたい内容は変わってないから…ね。曲に合うように整えてもらったかんじかな。」
僕「へーそーなんだー!やっぱ監督スゴイよー!この世界観作れるってスゴイなー!ほんとに尊敬する!」
監督「ありがとうー。また次も準備してるから楽しみにしててよ!」
酒井監督からグータッチをしてくれて、楽しいひと時は終わりました!(仲間内から長い長いとジェラシーブーイングwww)
最後の最後に残ってたファンどもの1人が写真撮りたいと言ったところから、撮影タイムが始まり、監督それに応じてくれて…劇場スタッフ、映画祭スタッフさんたちの時間を気にしつつ…キリが無さそうだったので、監督が「はいっ!終わりっ!」と言って終了!
僕、別れ際に急に思い出して…
「監督、もうすぐ凜音ちゃんのバースデーが来るから、みんなでメッセージカード集めてるの!監督も書いてもらえないかな?次に会った時に貰えればいいので…!」
監督「うん、わかった。じゃあ次に会った時に渡すね!」
…と言って預かってくれました。
こうして酒井麻衣監督の一日は終わりました!
監督良かったなー。赤いドレス(って言わない⁉︎笑)似合っててめちゃめちゃ素敵だった!(๑>◡<๑) 仲良くなれてる感じがしてうれしい!あの可愛らしい人があれだけの作品を作れるってほんとに尊敬する!
このあと、仲間内で打ち上げやって今日の監督と作品への愛を語り合いました。(みんなに聞いてもらいました。笑)
キウィサワー、めちゃ美味かった!
しあわせな一日でした!
╰(*´︶`*)╯♡
前回から 5日後
(10/29 吉田凜音 ライブ "POPTEEN❤︎ハロウィンパーティー" ららぽーとTokyo-Bay 船橋)
次回予定 3日後
(11/6 酒井麻衣監督 トークショーゲスト 映画"劇場版シネマ狂想曲 名古屋映画館革命" アップリンク 渋谷)