こんにちは!

御殿場南高校吹奏楽部OBOGです!

 

今回のテーマは、

「GMBBでの思い出」です!(第二弾!)

 

前編を読んでいない方は、

下の記事からぜひ読んでみてくださいね!

 

さて、どひりん、

トランペットパートを1人で数ヶ月やることになったそうで…驚き

どうなるのでしょうか。ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。


「トランペットを吹くということ(後編)」

 

そんな私にも、自信を持って前に出なければいけない時が来ました。

高校2年生の冬、トランペットパートが1人になった時期が数ヶ月あったのです。

 

最初は、

「1人なんて絶対無理、どの演奏会も乗り越えられない…」

と、自信がない状態で演奏していました。

 

しかしその期間中、

「トランペットパートが1人だからといってうじうじしていてもしょうがない!」

と思い直すきっかけキラキラが何度かありました。


コンクールやアンサンブルコンテスト、

普段の合奏では、

『もっと堂々と前に出なきゃだめだよ』

と先生からは繰り返し注意され、親からも、

『もっと自信を持って堂々と吹いてみたら?』

と言われることが多かったのです。

 

普段、私は2人なんとか入れるくらいの狭い金管庫でコソコソ練習していたのですが、

広くて響く空間(音楽室前の廊下とか)で練習したら気持ちよく吹けるんじゃない?というようなことを先生から言われたこともありました。

 

だけど、

「そんなところで私の音を聞かれるなんて…」

と怖くて、廊下に連れられた時もチューニングの音しか吹かず、

すぐに狭い金管庫に戻ってコソコソ練習したこともありましたアセアセ(笑)


『もっと自信を持って吹けばいいのに』

と注意されるたびに、

「またそのことか、私なんて上手くないし自信なんてあるわけないじゃん…」

と思いつつ、

だんだんとこのままじゃ自分の性格もトランペットとしても変われない

こんなに言われてるんだから変わりたいという気持ちが芽生えてきました。

 

アンサンブルコンテストに出演したとき

 

そして、

「うじうじしてもしょうがない!

思いっきり吹いてしまえ!」

と決意し、合奏で思い切り演奏するようにしたら、

自然と褒められることが増え、演奏することが楽しくなりましたキラキラ

 

そして、1人だからといって1人で抱え込まなくても良いのだということに気づきました。

いつも優しく一生懸命な後輩の存在や、多くの面でサポートしていただいたトランペットの先輩方に頼ることで、今は1人で吹いているけど、1人じゃない、困ったときは頼っても良いと少しだけ思えるようになりました。

 

 

それからは、トランペットを演奏することが楽しくなりました。それまでは時々ホルンに戻りたいと思うこともありましたが、

今どちらか一つを選ぶとしたら、

間違いなくトランペットを選びます。

 

トランペットは、

私に物事をやり遂げる覚悟と自信を与えてくれた大切な楽器

です。

 

 

そして、ホルンを吹いていた中学時代の努力も決して無駄にはならないし、私のホルン寄りの性格をトランペットに活かすこともできると考えられるようになりました。

 

トランペットになったからといって、自分の音だけを信じればいいわけではありません。

周りの楽器の音を大切にし、ベルアップやミュートの装着のタイミングを合わせたり、ホルンで培ったメロディーを支える経験をセカンド担当時に活かしたりして、私らしくトランペットを吹いていこうと前向きに捉えて演奏できるようになりました。

 

今回の演奏会で、再びトランペットを演奏できることをとても嬉しく思います。

2月の演奏でも私らしく、トランペットを向き合って楽しく演奏できたらいいなと思いますオカメインコ

 

2月9日、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

皆様のご来場、心よりお待ちしています。

 

52期 Tp.どひ