ジーマスの声優おっかけブログ -7ページ目

ジーマスの声優おっかけブログ

声優「雪都さお梨」さんを応援中です♪

雪都さお梨さんの非公式の情報サイトです。

またパソゲネタやサッカーの事もたまに書きます。

10年という長い年月で、ガンバ大阪の一つの歴史は幕が下りた。


10年を簡単に振り返ってみるが、私からしてみれば物足りないといわざるを得ない。

数多くのタイトルを獲得してくれたが、その実大きなタイトルから、細かいタイトルまで含めてたったの7つしか獲得していない。

確かに初タイトルをもたらしてくれたのは大いに感謝しているし、その後数年間は強豪としてJリーグを代表するクラブだった。

しかし、毎年のように有望な外国人FWは中東に連れ去られ、期待の若手は海外へ行き、気がつけばベテランと戦力になりきれない中堅以下の選手のみ。

特にFW陣は多少の結果では納得いかず、毎年外国人頼み。

結局の所、育成とは基本的に無縁で外国人の決定力+遠藤のゲームコントロール力だけで乗り切っていたと思う。

その結果が、1年間の戦いにおいて、勝ちきれない結果となっている。

10年間率いて、リーグ優勝はたったの1回。カップ戦は勢い等も影響してくるが、リーグ戦は1年間の安定性を必要とする。

優勝した05年ですら、下位に沈むチームにプレッシャーに負けて危うく逃すところだった。実際のところ、ガンバ大阪のリーグ優勝は運に大きく左右されている部分が多々あった。

06年も終盤戦に入りかけた時までは首位に立っていながら、遠藤、加地と離脱した瞬間に下位にすら勝てなくなり、結果的に優勝に届かなかったし、今季も降格したヴァンフォーレに対して1勝も上げれなかった。1試合はリードしていたにもかかわらず、得意の乱打戦で打ち負け、1試合は1点すら奪えずに敗北。

これだけ攻守のアンバランスなチームでは、勝てるわけがない。

最も安定したと思えるのが06年だが、この年も主力が抜けると勝てないという状況が多い。

常勝軍団とは裏腹に、主力が抜けると勝てない。それが西野ガンバの実情だった。

就任当初~05年序盤までは、サポーターからすら紹介のときにブーイングを受ける監督だった。

10年間見てきたが、大一番で勝負弱さを発揮するし、いきなり練習すらしてないような布陣をぶっつけ本番でやるような監督だった。

常に攻撃だけを頭にいれて、負けていればパワープレーとも呼べないような、攻撃偏重スタイル。

崩れる予兆はいつでもあった。それを我慢して使い続けたフロント。結果的に、批判派が今回は勝った。

1年を通して安定したサッカーを出来るクラブは少ないだろうが、それでもいい時と悪い時のギャップが激しすぎた。

西野ガンバの欠点は、以下の通りだと思う。


・一部の選手に頼りすぎ

・ベンチメンバーの使い方が悪い

・試合に出ていない選手のメンタルをコントロール不足

・能力があっても少しでも気に入らないプレイをした選手は使わない

・交代出場させた選手を平気で交代させる、交代枠の無駄遣い

・06年以降のスタメンの大幅固定

・過去実績があったOB達(稲本、宮本、大黒)を一切呼び戻さなかった。


もっとうまく選手を使いまわせていれば、タイトルはもっと取れただろうし、まだまだガンバを率いる事が出来ただろう。

結局の所、ある程度完成された選手じゃないと使えない監督。成長を見守るという選択肢を持っていない。

そのくせ、有望な若手選手はことごとく獲得できず。そもそも「ガンバに行っても試合にでれるかどうかわからない」という土壌を西野自身が作り出した事が、最大の間違いだった。


そして、来季はどうも元日本代表FWの呂比須で確定のようだが、監督としての実力は未知数だが、それ以上にピークを過ぎたベテランか、試合出場がほとんどない若手の集団のガンバを、どうコントロールするのか?

その上、橋本、高木の退団は決定しており、今季契約満了の選手達も更新するかどうか現時点では不明。

イグノ、ラフィーニャは契約更新したようだが、ラフィーニャはいつも通り途中で中東に引き抜かれる可能性は十分ある。レンタルバックで寺田と倉田が戻ってくるようだが、ベテラン揃いの中盤に一石投じてほしい。

獲得候補に挙がっている選手も、獲得が非現実的、実力が未知数な選手ばかり。


結局の所、来季以降に関しては蓋を開けないとわからないという所か。まぁ、監督が代わるのだから当然といえば当然ではあるが、期待よりも不安のほうが大きいのも事実。


以下は各ポジションの個人的な予想。


・FW

イグノ、ラフィーニャが中心となるだろう。また、甲府のパウリーニョを獲得するという噂もあるが、ラフィーニャの後釜狙いなのか?

スーパーサブとして川西に期待。平井と大塚、星原は去就が気になるところ。アフォンソは恐らく契約更新しないだろう。

特に平井は年齢的にもこれ以上干されるのならいくら愛着があろうが、いい条件があれば別のチームに行きたいとも思うだろう。

個人的に、アビスパで活躍していた元ガンバの岡本を呼び戻してほしい所。アビスパの得点源となっていただけに、またJ2でプレイするのはもったいないと思う。


・MF

寺田、武井、遠藤、倉田の4人がスタメン候補か。あくまで寺田と倉田が戻ってきたらの前提。

個人的に大森と横谷に期待したいところ。

ここまで中盤を支えた二川、明神は去就が不透明。佐々木も監督が代わるという状況でどういう判断を下すのか。さっきは悩んで残留しただけに、今季は不完全燃焼だっただろうから移籍しても不思議ではない。

キムスンヨンは不明。個人的に使える選手とは思っていない。また、現時点で外国人選手を二人獲得しようとしてるあたり、戦力外と見られてるんじゃないだろうか?

せめて明神には残ってもらいたい所。

そうなればボランチに遠藤、明神を据えて、前には寺田、武井、倉田でポジション争いをしてくれれば。

ある程度の時期が来れば今度は武井と倉田に横谷も加えて、ボランチのポジション奪取をしてほしいところ。

個人的に、来季の終盤は寺田、武井、横谷、倉田がスタメンで、スーパーサブとして大森を活用してほしい。

極論を言えば、遠藤、明神、(残ったとして)二川から居場所をなくしてほしい。

寺田には二川を、武井には明神を、倉田には遠藤、大森には佐々木、横谷には橋本を越える実力を発揮してほしい。


・DF

左サイドバックは藤春と下平で安定か?

更に両サイドバックが出来るエドゥアルドを獲得濃厚とか。呂比須の指揮下にいた選手だから、ある程度監督との信頼関係はありそうではあるが・・・。

右サイドバックは加地一択となりそうだが、新加入のエドゥアルドがどうなるか。また、大森や星原が西野監督がたまに使っていたため、彼らが右サイドバック候補になりえる可能性も。

CBは高木が退団、山口が微妙な所。

中澤は今のところ話を聞かないが、レイソル時代からの指揮官だったことを考えるなら、移籍しても不思議ではない。

そうなると、CBは金と内田しか残らなくなる。今野の獲得が噂されているが、恐らく無理だろう。

下平をサイドバックからCBに戻すのか?すべては新監督次第か。

個人的に、レンタルしている菅沼と丹羽を呼び戻すべきだと思う。CBの駒が絶対不足してくる。


・GK

普通に行けば藤ヶ谷だが、パフォーマンスが安定しないことを考えると、木村や河田にもチャンスはあるか。

後は獲得の噂だけがでた、西川に本当にオファーを出すのかというところだが、仮に正式にオファーを出しても実現する可能性は低いと思う。



ここ数シーズンは予想外の移籍や、期待はずれの外国人が多かったので、ある程度実績の見込める選手をちゃんと補強してほしい。

特に2010年のようなオフシーズンの失敗(チョジェジンの予定外の残留で外国人がFWに集中したり、出場機会がなかった選手達が次々と移籍していった)だけは絶対に避けてほしい。

今節の結果により、アビスパの降格が確定し、モンテディオもかなり厳しい状況となり、レッズ対ヴァンフォーレのほぼ一騎打ちの状態。

優勝争いもマリノスがほぼ脱落し、レイソル、ガンバ、グランパスの3チームのデッドヒート。


残り4節にどんなドラマが待ち受けてるのか?

個人的な見解での予想をしてみました。


■優勝争い

・柏レイソル(勝ち点62の首位)

残り4戦すべて勝てば無条件で優勝のレイソル。

今後の対戦はホームでアルビレックス新潟(現在勝ち点38の11位)、アウェーで清水エスパルス(勝ち点44の7位)、ホーム最終戦でセレッソ大阪(勝ち点39の9位)、最終節はアウェーで浦和レッズ(勝ち点32の15位)


レイソルにとって注目したい所は、アウェーのエスパルスとレッズ戦だろう。

ホームで対戦する2チームは、ほぼ残留が確定しているので、比較的気が楽になっているだろう。

逆にそれがプラスに働いて厄介になる可能性も十分あるが、ホームである以上、優勝がかかっているのにそう簡単には負けれないだろう。

となると、アウェーでのエスパルス戦がまず鍵を握る。ここにきてエスパルスの状態が優勝争いに加われるほどの戦力になってきている。やはりユングベリの加入がかなり効いている。

このアウェー戦を乗り切れるかどうかが一つの山場。


さらにレイソルにとって追い討ちといえる状況が、「4連勝」じゃないと自力優勝の可能性がないということ。

現時点の勝ち点であれば、3勝1分となった場合、現在2位のガンバの状況次第という事になってしまう。

引分すら許されないこの状況が、もし最終節まで続いてしまった場合、そのプレッシャーは計り知れないものとなるだろう。

そして、その最終節は恐らく最後まで降格争いになってると思われるレッズ戦。昨年のレッズはホーム最終戦で無様な試合をしてしまったため、今年はさすがにきっちりと勝利で終わりたいだろう。

また、監督が変わり動きもよくなりつつあるため、今のレッズは優勝争いに加われるだけの状態に戻りつつある。

この状態が持続されて最終節になれば、首位のレイソルも一筋縄ではいかない。しかも引分もダメという状況であれば、焦りも生じるだろう。

過去にもこういう状況で「後一歩で優勝できたのに・・・」という形で優勝を逃した場面がいくつもある。

ただ、今のレイソルは強い。それを跳ね除け4連勝するだけの力も十分にあるだろう。


・ガンバ大阪(勝ち点60の2位)

レイソルが落ちない限り、優勝の可能性はないガンバ。4連勝すればレイソルにかなりのプレッシャーを与えることが可能なので、まずは残り全勝が当然ながら最低条件。

その4チームは、ホームで鹿島アントラーズ(勝ち点45の6位)、アウェーでアルビレックス新潟(勝ち点38の11位)、ホーム最終戦をベガルタ仙台(勝ち点51の5位)、最終節はアウェーで清水エスパルス(勝ち点44の7位)

4連勝が最低条件とはいえ、難敵揃いの4試合。

まずは次のアントラーズ戦だが、相手はナビスコ決勝で1試合多いが、次節二川が出場停止。更に遠藤の状態が不明瞭な上、加地の出場も見通しが立ってないだろう。更に攻撃陣も徐々にマークが厳しくなり、個人突破も難しい状況。攻撃の始まりが「遠藤頼み」という、この良くも悪くも遠藤にかかってる状況をまずどうにかしない限り、4連勝は難しい。

戦績の悪いアウェーでのアルビレックス戦、ホーム最終戦とはいえベガルタの勢いも侮れない、そして最終節はレイソルでも触れたエスパルス。

穴だらけのガンバ大阪。下位相手に遠藤抜きで大勝して「これでいける」と思ってるようじゃ、ガンバの優勝は難しいだろう。

更に、ラフィーニャ、遠藤、明神、山口が累積3枚、中澤、キムスンヨンが累積2枚ということで、下手をすれば毎試合ベストメンバーが組めなくなる状態もありえる。

また、相手が優勝争いにも降格争いにもかかわっていない中位陣というのも厄介な話。ある意味何もプレッシャーがないため、楽にプレーができる。モチベーションを上げる要素がないともいえるが、余計な力が入らないチームは本来の力を発揮しやすいため、4連勝どころか4連敗で終わる可能性も十分ありえる。


・名古屋グランパス(勝ち点59の3位)

首位レイソルとの差が勝ち点3なので、レイソルが1敗してなおかつガンバが引分以下にならない限り、順位は逆転できない。こちらも4連勝が最低条件。

そのグランパスの残り4戦はホームでセレッソ大阪(勝ち点39の9位)、アウェーで横浜F・マリノス(勝ち点52の4位)、ホーム最終戦をモンテディオ山形(勝ち点21の17位)、最終節はアウェーでアルビレックス新潟(勝ち点38の11位)

一番の注目はやはりアウェーでのマリノス戦だろう。数字上優勝の可能性は残しているが、実質3位に浮上するのも難しいというのが現状のマリノスだが、難敵には変わりない。また、マリノスも3位を狙うのであればグランパス戦は絶対に落とせない。

逆にここ以外の試合が他のチームに比べると比較的楽かもしれない。

セレッソとアルビレックスはほぼ残留が確定的で、モンテディオの降格もほぼ確定的。

本来の力でのぶつかり合いとなれば、簡単にはいかないかもしれないがそこは昨年の王者の意地の見せどころだろう。

そういう意味でも、マリノス戦の重要度がかなり高い。


優勝争いの鍵を握るのは、アルビレックス新潟か。上位3チームとの対戦があり、うち2試合がホーム。

アルビレックスはホームでは強さを見せてくるので、アウェーで戦うガンバ、グランパスは嫌な相手だろう。

後は清水エスパルスとセレッソ大阪か。

清水エスパルスはレイソル、ガンバとの対戦。どちらもホームでやるため、グランパスにとっては好都合な相手か。

セレッソ大阪はレイソル、グランパスと対戦。セレッソはどちらもアウェー戦。勝ち点を3積み上げれば残留がほぼ確定することを考えるなら、守備的にくるかもしれない。ただ、状況的に引分も負けに等しいため、そういう意味ではアウェーでの上位いじめとなる。

後は最終節レッズ対レイソル、次節のガンバ対アントラーズ、次々節のマリノス対グランパス。ここが優勝の行方を左右する重要なゲームになりそうか。


■降格争い

・ヴァンフォーレ甲府(勝ち点30の16位)

現在降格圏内にいるヴァンフォーレ。

残り4試合がホームで横浜F・マリノス(勝ち点52の4位)、アウェーでジュビロ磐田(勝ち点38の10位)、ホーム最終戦でアルビレックス新潟(勝ち点38の11位)、最終節をアウェーで大宮アルディージャ(勝ち点35の14位)と対戦。

ハーフナーの出来次第、ハーフナーへの決定機を作れるかどうか。

すべてはそこにかかってしまっているのが現状。そして、下手をすれば後2試合で決まる可能性もありえる。

レッズ次第ではあるが、ホームとはいえ4位のマリノス、アウェーでジュビロと戦力差がはっきりと見て取れる相手との2連戦。最低でも2引分でこらえないと、残留は難しいだろう。2引分だとしても、レッズが2連勝してしまっていれば、勝ち点差が6となり、得失点差勝負。そうなると大きく離されているため、勝ち点が並ぶ状況になってしまっても降格は避けれない。

ヴァンフォーレはレッズよりも確実に勝ち点3以上積み上げないと残留できない。しかし、攻撃の形がハーフナー頼みというのを避けれない状況下では、やはり攻撃力不足は否めない。(ハーフナーの得点を抜いた場合、ヴァンフォーレの得点はリーグワースト1位の20得点。ハーフナーの得点を入れたとしてもワースト4位タイの26得点。)

得点がとれず、失点が多い(失点はリーグワースト2位)という状況では、思うように勝ち点を積み上げることも難しいだろう。


・浦和レッズ(勝ち点32の15位)

監督交代という荒療治にて久しぶりの勝利で何とか降格圏を抜けたレッズ。まだまだ油断は許されないが、ひとまず元の状態に戻りつつあるのも事実。

そのレッズの残り試合はまずナビスコカップ決勝を鹿島アントラーズと対戦し、その後4試合をホームでジュビロ磐田(勝ち点38の10位)、ホームでベガルタ仙台(勝ち点51の5位)、アウェーでアビスパ福岡(勝ち点18の18位)、最終節をホーム最終戦で柏レイソル(勝ち点62の首位)と対戦。


注目すべき点はいくつかあるが、まずはナビスコ決勝で1試合多いこと、反面ホーム試合が4試合中3試合。

首位レイソルと最終節に対戦するが、その前に最下位アビスパと対戦。

有利な条件と、不利な条件が入り乱れているため、予測しづらい。

また前述しましたがヴァンフォーレとの差が2しかないが、得失点差では大きくリードしているため、よほどのことがない限り勝ち点で並ばれても有利ではある。ホーム試合で確実に勝ち点を積み上げ、唯一のアウェーだが最下位のアビスパ相手に勝ち点3を積み上げるというのが最低限の目標か。

監督交代による影響で本来の強さを取り戻せれば、残りの4試合をイーブン以上の成績で乗り切ることも十分可能だろう。


・大宮アルディージャ(勝ち点35の14位)

ヴァンフォーレとの差は5と、少し余裕がある。また、最終戦でヴァンフォーレと直接対決のため、状況次第ではそこで決着をつける事も可能。

戦力的に一桁順位を狙える戦力が揃っているため、上位陣との対戦でも勝利したり、五分の試合を展開しているため、そこまで大崩れしないだろうと予測される。

アルディージャとしては現状維持を保てば、十分残留できるだろう。


・ヴィッセル神戸(勝ち点37の13位)

序盤は上位に顔を出していたが、気づけば定位置に戻ってしまった。

ヴァンフォーレとの差が7と3試合分離れているため、後2試合乗り切れば残留は確定。また、良くも悪くも残留争い慣れしているだろうから、この差であればプレッシャーを感じずに乗り切れる可能性が高いが、逆にそれが気の緩みとなり、一気に下位に転落する可能性も少なくはないか。


・川崎フロンターレ、アルビレックス新潟、ジュビロ磐田(勝ち点38グループ)、セレッソ大阪(勝ち点39)

残留ラインと見られる勝ち点38付近のグループ。

数字上降格の可能性があるというだけで、この4チームも後2試合乗り切れば残留が確定。

4チームとも地力のあるチームのため、まぁ崩れる心配はないだろう。

最初の2戦を1勝1分で、苦しみながらも無敗で切り抜けて迎えた第三節。

相手は対戦経験のない国とはいえ、基本2次予選で落ちるレベルの国。

ここは相手を侮るという意味ではなく、自分たちのサッカーをして大量得点で勝つのが望ましい所。

突破だけを考えるなら、勝ち点3で十分なので、未知の国相手ということを考慮して、大量得点は副産物的に考えてました。


結果から言えば8-0の圧勝。支配率も70%を超え、シュートも39本、相手には1本しか打たせていない。

結果だけを見れば、ほぼ満点ですね。観客を喜ばせるという観点で見ても楽しい試合となったでしょう。


なので、この試合は三試合目のグループで一番弱い相手をホームで迎えるということで、結果よりも内容を重視してみたいと思います。


まず先制点。個人的には5分以内に入れてほしかったが、まぁ早い段階で得点できたのはよかった。

特に、初スタメンのハーフナー・マイクの初ゴール。ただ、ここにくるまでの家庭に個人的には問題。

得点となったシーンは、駒野が右サイド奥深くまで入り込んでいる中村にパス、中村はクロスを上げずに駒野にリターン。駒野が中村に返す前に一度ハーフナー・マイクはボールをほしがり、この右サイドのパス交換の間にもポジションを移動。駒野がボールをダイレクトで中にいれ、それを動きなおしていたハーフナーがヘディングで先制。

これまでに、駒野は何度かクロスを上げている。それが全部浅い位置からのクロス。

タジキスタンはプレスが緩いため、アーリークロスの意味があまりなかった。しっかりと右サイドの奥まで入ってクロスを上げれば、もっと早い段階で点が取れたのではないかと思う。


そして2点目。これはよかったといえばよかった。

相手のスローインを岡崎がすかさずプレスに行き、相手を倒しながらカット。それを一度後ろに預けて岡崎はペナルティエリア内に侵入。再び岡崎にパスが通り、それをシュート。

ただ、ここもプレスで相手を倒してるときに、審判によっては笛を吹かれかねない。まぁ、笛が鳴っても相手のプレイを遅らせたという意味では十分なので、得点は付加価値程度に見るべきだろう。


3点目。ここでも直前のプレイで決めてほしかったというのが本音。

ペナルティエリア内の混戦で2,3度日本はシュートを打っているが、ことごとく跳ね返され、こぼれ球を駒野が拾い、そのままシュート。相手に当たってコースが変わったというのもあるが、鋭い弾道のシュートはゴールに吸い込まれる。


4点目。これは相手のDFの守備のザルさが問題。

中村が左サイドから長めのスルーパスをペナルティエリアへ。香川が走りこんでダイレクトでシュート。

このとき、香川の周りには広大なスペースがあり、これは決めて当然のゴール。


前半は4点で終了。前半のシュート数は19本。もうほとんど試合は決まったようなものだったので、後半は「決定機を確実に作り出し、確実にゴールを決める」という展開を見たかった。

後、高さで勝てるからということで、ハーフナーに預けすぎるのも危険な気がした。この試合ではなく、この後のアウェー北朝鮮戦、ホームウズベキスタン戦を控えているところで、こんな簡単な試合運びが出来るわけがない。

自信をつけるのはいいが、変な癖がついてそれ一辺倒になることが日本にはありがちなので、そういった部分の修正を後半見たかった。


そして、後半早々に点が動く。1点目と同じような所で駒野からハーフナー・マイクでヘディングシュートが決まり、早々に5-0。

直後にハーフナー・マイクを李に交代。

この後、李は入った直後に1,2度決定機を迎えたが決めることができず。


その後シュートが3本連続でクロスバー、ポストに当たりなかなか決めきれない。


6点目は中村がようやくゴールを決める。

前半に何度もチャンスがありながら、決め切れなかったことを考えると少し遅かった。


その後、長谷部を細貝に交代。


7点目は右から香川のクロスが直接ゴールへ。本人は狙ったといっていたが、まぁ狙ってないだろう。

厳密には、誰も触らなくてもゴールに入るようなクロスを入れて、たまたま入ったという所かな。

誰かが触ってくれたらというボールで、ゴールに向けておけばたまたま入るかもというクロスだった。


この直後、タジキスタンが少し攻勢に。これまで眠っていたかのような感じで日本ゴールへ。

一連の流れで今野がイエロー。しかし、冷静に対処すれば問題ないような状況だったので、無駄なイエロー+いい位置でフリーキックを与えてしまう。


その流れも一瞬で、今度は日本が攻め、岡崎のヘディングで8点目。

そして岡崎を藤本と交代。日本は選手交代すべてを使い切る。


そこからは攻撃が停滞。藤本が裏へ抜け出す動きをあまり見せてくれず、自分で持って仕掛ける感じ。

さらに、ある時間からは「もう攻撃をしなくてもいいか」という感じになり、無理に攻めない展開。

結果、相手をまったく寄せ付けない・・・という風に見える試合。


まず、三次予選とは思えないほど、相手がプレスに来ない。「格下相手は守備的にくる」という定石どおりではあるものの、ペナルティエリア内を固めるだけで、サイドはがら空き、プレスもあまりない。

そんな中、プレスもなく相手は既にペナルティエリア内を固めてる状態で、闇雲にアーリークロスを狙っても、効果もないだろう。

それなら、サイドを深くえぐり、マイナス気味にクロスを上げることや、相手を引っ張り出すということで、普段からなかなか打たないミドルシュートをガンガン打つべきだった。


先制点も、結局中村が右サイド奥深くにはいり、それを一度下げて駒野がダイレクトに上げたため、相手DFは一度陣形を崩され、ハーフナーもフリーになりやすかった。

そういった工夫が、ほとんど見れなかった。

逆を言えば、工夫をせずとも点が取れてしまった。こんな相手、3次予選以降では本来ありえない。


また、そんな相手にもかかわらず、香川が不調すぎた。2点決めたことにより「復活か?」という話も挙がっているが、あの程度で復活なら、今すぐ10番を脱いでもらいたい。

タジキスタン相手にボールを取られまくり、パスも通らない。1点目は相手のプレスもなく触るだけ、2点目は運がよかっただけ。

「これぞ香川」というプレイは一切見れなかった。むしろ、荒療治で早々に交代させるべきだったと個人的には思った。


次に遠藤の代わりが相変わらずいない。今回よかった中村も、世代的には遠藤と同じため、後継者にはなれない。

しかも、ようやく怪我が回復しつつあるといっても、やはりシュートに思い切りがなかったり、セットプレーは一切蹴らなかった。

そんな選手がいないと、ゲームが作れないというこの状況。思ってる以上に、今の日本はもろい。

まぁ、それはこの前にやったベトナム戦が物語っていたが。


そして、李。交代直後に二度ビッグチャンスがありつつも決めることが出来ず。その後もチャンスを逸した。

ベトナム戦では唯一のゴールを決めたとはいえ、この状況では李も代表から落ちてもしかたない。


再召集された藤本も、いまいち。今の布陣で行くなら、左の香川の代役といったところか。

見た感じ、左はドリブラーor個人技で突破するタイプ、右は裏へ抜け出すタイプ、真ん中はボールキープできるタイプという形に思える。

そうなったら、藤本は少なくとも個人技で突破するタイプなため、岡崎と交代して入った直後に攻撃が停滞した。

そう考えるなら、裏へ抜け出すタイプの選手は必ず一人はピッチにほしい。

香川、原口、藤本と、そういったタイプは数多くいるが、岡崎のような裏へ抜けていくタイプは少ない気がする。


合格というには早いが、ある程度計算できそうな感じでは、ハーフナー、中村はいい感じ。

ハーフナーの高さは武器になる。それにだけ頼るような「高さのみ」のサッカーにさえならなければ、スタメン定着でいいと思う。

中村は本田不在のトップ下で一番フィットしそう。ただ、前代表時代からの欠点である、シュート精度の悪さが未だに残念。

ただ、パス捌きは今の代表ではトップクラスなので、必ず必要になる選手だろう。遠藤の代役に据えることも可能だが、前述の通り後継者にはならない。ここにもう一人、若てのセンターハーフの選手がほしい。出場できなくとも、この二人から色々と吸収できることがあるので、一緒に練習するだけでも違うと思う。


次のアウェー戦、タジキスタンは日本が試合しやすいように要望どおりの芝の長さにしてくれるらしい。

フェアプレーや好感が持てる態度なのは結構だが、その後に控える北朝鮮、ウズベキスタン戦、さらには最終予選、本戦とプレッシャーの厳しい、フェアプレーとラフプレーか判断つかないようなプレーがたくさん出てくる。

そんななか、少ない真剣勝負の場で「日本に敬意を表し、ラフプレーしない。日本の高いレベルを見せてもらって今後の参考にしたい」的な態度は、こちらからすれば試合の無駄。

トレーニングマッチで組むのであれば、そういった態度でもいいが、これは真剣勝負。

この2試合で、変に「アジア予選は結局この程度」と思われるような試合になってしまうと、今後の試合に悪影響も出かねない。

いくら選手が「切り替えて」と言っても、たぶん頭でわかっていても体が忘れてしまって、とんでもないことになる可能性も否定できない。

次のアウェー戦。タジキスタンにはぜひともがむしゃらに向かってきてほしい。ラフプレーをしろという意味ではなく、ちゃんとしたサッカーをしてほしい。

いくら実力で劣るからと言って、攻める気を見せなければ試合にならない。


別の試合ではあるが、タジキスタン戦の翌日、天皇杯2回戦のセレッソ大阪対北海道教育大の試合を見たが、北海道教育大は天皇杯初出場で実力的にはさすがにJ1相手にするには実力不足。

それでも、試合結果は惨敗だが、試合内容は互角の内容だった。特に前半、きっちり決めれるところを決めていれば、また違った展開も見れたかもしれない。

後半は体力的な問題で、セレッソの攻撃に対応できず、徐々に失速したが、体力がイーブンの時は互角の展開だった。


大学生対プロですら、前半だけなら互角の展開になる。別の話であれば、2009年にアウェーでやったオランダ戦も、日本は前半だけなら互角だった。

タジキスタンには最初の45分、全力でかかってきてほしい。そうすれば、番狂わせも十分出来ると思う。