🎹「ピアノを習うより、たくさん走ってください。体をいっぱい動かしてくださいね。」

これは、長男がオーストリアの幼稚園に入園する前、説明会で先生から言われた言葉です。

私は「Nanananなに~❗」

と正直、ちょっとびっくりしました。😳

🇦🇹オーストリアといえば音楽の国というイメージが強かった私は、幼いころからピアノや音楽に触れることが推奨されるのかなと思っていました。


だからこそ、「ピアノよりまずは走る」というメッセージには少し意外性があり、「あぁ、ここでは“育ち方”の優先順位が違うんだな」と感じたのを覚えています。🤔




そんなオーストリアの幼稚園で、先日また印象的な体験をしました。


ある日の朝、長男を幼稚園に送ったあと、次男と公園で遊んでいたときのこと。

たまたま、長男のGruppe(クラス)の子どもたちと先生たちが、その公園に遊びに来ました。👷‍♂️👷‍♀️👷



息子の通う幼稚園では園外保育も日常で、近くの公園や森に出かけることがよくあります。🐞


この日も、まずはJause(おやつ)の時間。😋子どもたちも先生も一緒にパンを食べ、食べ終わった子からそれぞれ自由に遊び始めました。

ブランコ、滑り台、砂場、広場でボール遊び…。年齢もバラバラな子どもたちが、好きな場所で思い思いに過ごしていました。🌳🍀







そんな中、一人の先生がギターを弾き始めたのです。🎸🎶


私は「これから歌が始まるのかな?みんな集まるのかな?」と思い、近くにいた長男に「歌が始まるんじゃない?行ってみたら?」と声をかけました。
でも長男は「んー、ちがう」と言ってそのまま遊び続け、周りを見ても誰もギターの音に集まる気配はなくて。

そうか、「ギター=集合して歌の時間」ではないんだ。✨



私の中には、どこか「先生が何か始めたら、子どもたちはみんな集まる」という日本的な感覚があって、それが無意識の思い込みだったことに気づかされました。☺️



また別の日、幼稚園から「今週は3日間、森で遊びます。保護者の方も参加できますよ」と案内があり、次男と一緒にそのうちの1日に参加してきました。🐞🪲🌳





幼稚園のすぐ近くにある、子どもたちが普段から遊んでいる森。どんな場所で過ごしているのか、私も楽しみにしていました。

到着すると、まずはJauseの時間。🥨🥖😋食べ終わった子から、それぞれの遊びへと自然に流れていきます。





この日も「これをします!」という決まったプログラムはなく、先生からは「遊んでいい範囲」の説明だけ。

泥だんごを作る子、傾斜に道を作る子、上から走って降りてくる子。






小さい子の手を引いて助けるSchulanfänger(来年小学校に上がる年長児)たちの姿もありました。




先生は全部で3人。誰かを叱ったり、指示を出すのではなく、それぞれの場所からそっと見守っているだけ。

私もつい子どもたちと一緒になって傾斜を滑り、気づけば靴もズボンもどろだらけに(笑)。











息子の通う幼稚園では、先生をファーストネームで呼びます。
夫の子どもの頃は「Tante Maria(マリア先生)」といっていたのが、時代は変わって、「Maria」。まるで親戚や友人のような、距離の近い呼び方です。

そして、ギターがBGMのように流れたり、子どもたちが泥まみれになって遊んでる姿。

集団で動かなくても安心できる、個が尊重される自由な空間がそこにはありました。



🇯🇵🇦🇹日本とオーストリア、どちらが良い悪いではなくて
日本の幼稚園にも、集団で学ぶ大切さやきめ細やかな指導など、すばらしい点がたくさんあります。🤗


夫は日本の幼稚園での「いただきます」の挨拶

「お父さん、お母さん、美味しいお弁当ありがとうございます。~~~残さず食べます」と感謝してから食べる文化を、とても素晴らしいと言います。👨‍🌾👩‍🍳🌾🍙



国が違えば子どもの育ち方も違うけれど、どちらも違って、どちらもいい。☺️