そんな幼少期だったので,中学に入るまで授業参観。 誕生日。


イベントには,一切 継母と会った記憶がない。



はじめ,自宅に帰りたかったけれど。



すでに,その感情はない………



家政婦さんが,ルークの家族だった。



家政婦,篠崎さんはじつにルークを六年以上世話をしてくれました。



大体 夕方~夜までの契約。



しかし土日は,よく篠崎さんの家に呼ばれました。


篠崎さんは,ドイツ人とのハーフでルークより小さい子供が二人いました。

ルークにとっては,実の弟や妹以上に, 弟…妹でした。



ご自身の過去にも,ハーフということで,ルークが不憫に感じたのでしょう。



体当たりで育ててくれました。


他人の子だから,,,,


そういった遠慮は一切ありませんでした(笑)



悪いことをしたら,よく殴られました(笑)



しかし,継母の折檻とは種類が違います。



愛情のビンタです。



そんな篠崎さん,ルークはだんだんと信頼するようになります。



ルークにとっての母親です。


いつか来る別れのときのために,ルークのすべてを形作ってくれました。



人が困っていたら,見ているだけは止めなさい。


本は友達,たくさん読みなさい。


スポーツはしなさい,出来るだけサッカーやバスケットなど団体競技がいい。 (これはあまりルークは守らなかった(笑))



宗教は,大学生になるまで入るな。



水商売だけはするな(子供心に意味分かりませんでした)




しかし,篠崎さんがルークの今を作るのに,すごく大切なことを教えてくれました。



それは



勉強です。



ご自身,数学科を出ていたので,とりわけ算数をルークに教えてくれました。



いつか,この子は私の手から引き離される……………


そう予測していたのでしょう。



とりわけ,学校の教科書のみで勉強する技を教えてくれました。



継母の家に戻ったら,継母はルークを塾には入れてくれないだろう………



そんな確信があったのか,塾には一切入れてくれませんでした。(笑)



自分の力で学習する,勉強とは自習のことで,分からないところだけ,学校の先生に聞きなさい。


そういったやり方でした。


もちろん,ご自身がルークに毎日教えてもくれました。



そんなルーク, 小学生時代でした。



思えば,中学生時代 高校生時代には良い思い出があまりありません。



小学生時代の篠崎さんとの良い思い出がよみがえります
もともと私は,元気いっぱい!という子供ではなかった。


母親は,一歳になる前に亡くなってるし。


ハーフという理由で,幼稚園の園児たちから,からかわれていた。


まだ四歳であったから,覚えていないけれど。

それでも,そんなに不幸せではなかった。


父親は,仕事で忙しいけれど帰ってくれば遊んでくれる。


母親は居ないけれど,我が儘をきいてくれるベビーシッターもたしか居た。

あの女性が来るまでは……


継母「はじめまして,ルーク君。今日からママって呼んでね」



黒いレース生地の服装が印象だった



まだ四歳…なにごとか分かるはずもなく, ただママと呼べる人が目の前に現れた………



うれしかった……



きっと淋しい自分に,神様が遣わしてくれたんだ。


そう思った。



ベビーシッターと折りが合わないらしく,まもなく彼女は解雇された。



ベビーシッター「暫く,さよならよルークちゃん」



優しく抱きしめてくれたのを覚えている。



お互い,エンエン泣いていた…




それまで,継母は私に普通に接してくれた。



好きな絵本も買ってくれたし,たまに公園で遊んでくれた。



しかし,一年後…



弟が生まれた,



継母が妊娠している間に,強烈な思い出がある…



大きくなってきた継母のお腹が不思議で,横からお腹を触ってみたんだ……


そ~っと,だった。




バシッ~ビックリマークビックリマークビックリマーク




右手に強烈な痛みが,走る。



何が起こったのか理解できなかった…




右手を,強く叩かれたのだ。



そのときの継母の目をよく覚えている。。




怖かった……子供にとって 母親は唯一頼れる存在。


それに激しく拒否をされると激しく不安になる…


弟が生まれてから,継母に遊んでもらった記憶はない。


部屋も,絵本も取り上げられた。



ただ毎日,怒鳴られ。



「ダメな子」



そう呪文のように,毎日聞かされていた。



服も,サイズが合わなくなると,つんつるてん,になるので



「幼稚園の友達に笑われた」


と服をせがんだが,なかなか買ってくれない……………




仕方がないので,服を引っ張って伸ばして着ていた記憶がある。



しかし,子供の順応性が早く…



それが普通だと思っていた。



たぶん,あのまま育っていたら,ダメな人間になっていたと思う。



しかし,小学生になる手前……



父親が帰国した。 それでなんとか難を脱したのだ……




帰国した親父が,ルークが夕食も与えられずガリガリになっていたのに驚愕したのだ。



危機感を感じたのか,ルークにベビーシッターを再度つけて,別居させたのだ。




六歳になろうかと言うのに,別マンションを与えられ,家政婦つき。




たいそう豪華なイメージはあるけれど,



やっぱり心に寂しさはある……



なんで,母親は弟と暮らして,僕は違うの?



母親は 「あなたが悪い子だからよ」



と言っていたから,子供心に,



「僕がいい子になれば,一緒に可愛がってもらえるんだ」




と,さらに大人しい子になって行った。



しかし,同居を許されるまで実に六年………



中学に入るまで,家政婦さんと暮らす生活が続きました。
涼子さんにも相談してみました。



涼子さんは,


「これから長い付き合いになるわけだから,ここで呼ばなかったら致命的になりますね……」



と意見を言ってくれました。



確かに………




そうだよ……分かってはいたんだあせる



ただ過去の嫌な思い出が強烈過ぎて……




涼子の言葉で決心がつきましたビックリマークビックリマーク



呼ぶビックリマークビックリマークビックリマーク




仕方ないが,これも幸せになるための試練です(T-T)




しかし,涼子さんはルークより,10歳くらい離れていますが,



しっかりしてるよ………あせるあせる



なにより,決断力がある。

最終的に決断を下すのはルークですが,



いつも,それとは別に,キッパリと意見を言ってくれます………



それでいて,ルークが了承しないで,逆のことをしても,付いてきてくれます。



良い人と知り合って良かった(T-T)