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★☆絶対不変のダイエット法則☆★ これから本気のダイエットします?

本気でやせたいなら,減量の仕組みを知ってなくてはいけない。科学です。ダイエットってわりと単純です。^_^

もう夏だぁ^_^;・・・暑いです。
今日はバイクで走ってきました。昼からですが,さっき帰ってきた。
本当は連休中どっかへ行こうかと思ったのですが,やめました。
バイクで走るんでも結構カロリー消費します。バイクの上で動くからね。みんな頑張ってダイエットしてますかぁ?
ずいぶん書いてきて,一通りは書いたんで,タイトルも変更しました。 今までのは硬かったから・・・^_^; でも,まだ結構硬派?
もう少し書いたら終わりにしようかなと思っているgmaです。^_^

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 ファーストフードは食べると太るという迷信
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 これもね・・・よく聞きますね。ハンバーガーの本場アメリカでは最近,肥満が大問題。みなさん,知ってるでしょう。

 それでマックやケンタッキーのファーストフードが問題視されてる。

 確かにあれを毎日たくさん食べれば太るでしょう。マックのハンバーガーは250kcal。チーズバーガーで300kcalくらい。ビッグマックは550kcal以上。マックフライのLだったら420kcal。

 ねえ,マック行って,ハンバーガーだけ注文しないでしょ,みなさん。(笑)

 ビッグマックのセットだったりしない?
 ビッグマックとマックフライ(Mかな?)かナゲットにコーラか何かつけて・・・って。

 するとね,マックフライ(M)が300kcalくらいだったとして(実はそこのデータがないのですが^_^;),全部で1000kcalくらいかな。
 昼にカツ丼食べるのと同じか,それ以上ですね。
 ファーストフードで手軽に・・・軽くね・・・と思っても,実はカロリーは軽くないのですよ。

 まあ,今時,みなさん分かってますか。そんなことは。(笑)

 それでね,それを毎日食べるとする。昼時にね。朝食はちゃんと食べるでしょう。さらに昼以上に夕食食べるでしょう。

 普通,1日の必要カロリーは2000~2400kcalくらいだから,半分近くを昼に食べれば太る。たまにだったらいいけれど,毎日だったら,太る傾向の食習慣になります。
 アメリカ人がファーストフードで太るって・・・分かります。

 ただね,これはファーストフードだから・・・じゃないのです。手軽に短時間で食べられるから,思わず食べ過ぎてしまうという問題はあるけれど。
 どんな食べ物でも同じです。カロリーがどのくらいあるか・・・それだけが問題。
 そこをね,しっかり注意していれば,ファーストフードで出てくる食品だから太るということはない。マックでもケンタッキーでも,カロリー意識して食べてれば問題ないですよ。食材にどんなものを使っているかは・・・分かりませんが。

 毎日食べるとあまりよくないのかもしれません。
 なんでも同じものを大量に食べ続けるのはよくないのでしょう。

 ということで,勘違いなのはファーストフードだから太るということ。

 これは間違い。

 ファーストフードだろうが,スローフードだろうが,カロリー過多であれば太ります。カロリーが適正なら体重は維持できるし,少なめならやせます。
 エネルギー摂取以外の点で栄養学的によいかどうか,それはわたしにはコメントできないですね。
 ファーストフードと十把一絡げ的には言えない。よい所とだめな所があるかもしれません。

 わたしはマックでも,モスでも行きますよ。チキンがあまり好きじゃないからケンタッキーは行かないけど(笑)
 ただ,何をどのくらい食べるかはカロリーと相談です。最近はどの商品がどのくらいのカロリーか分かるのでありがたい。モスバーガーなんかは,ちゃんとカロリー表示のある資料を出してたりする。(どこの店でもあるのか分かりませんが)

(続きます)

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 和食は食べても太らないという迷信
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 もう前のところで話してしまったのですが・・・(笑)・・・ちょっと別の話。

 最近はちょっと下火になってきましたが,TVで料理番組がありますよね。
 プロの料理人が美味しそうな料理を作って,番組で紹介する。場合によっては出演者がそれを食べて・・・「美味い!」とか言う。

 どこやらの番組の,おデブの芸能人さんだと「まいう~」とか叫ぶ(笑)。
 それで和食を食べつけているはずの,(和食の)料理人さんたちでも,結構ふっくらしている人たち・・・いますね(笑)
 いや,それがいかんとは言いませんが。仕事で食べる機会(味見とか)多いでしょう,きっとね。
 だから仕方ないと言えば仕方ない。
 洋食の料理人だからすごく太っていて,和食はそうでもない・・・ということはあんまりないような気がする。

 これは和洋(場合によっては中華やその他も)の違いではないと思うようになりました。
 和食でもね,洋食でも,中華でも・・・消費カロリー以上に食べれば太るのです。
 食材として,カロリーの高そうなものをよく使うかどうかということはありますよ。洋食でバターをたっぷり使うのをみると,あれはカロリー高そうだなとは思う。
 でも,それが皿の上にちょっとだけのっかってくるとね・・・ちょっとだけだとそれはそれで悔しいのですが(苦笑)・・・摂取カロリーが高いかどうかは,よく考えないと分かりません。

 和食でもね,丼いっぱいのご飯に何か具がのっかっていたら・・・それ全部食べたら,そこらへんの洋食料理よりカロリーは高いですよ。
 天丼なんか900kcalくらい平気でありますからね。カツ丼もね。

 ということで,和食だから大丈夫・・・と言って,もりもり食べて,「ダイエットしてるのに・・・」とか言いながら太っていく,そういう人,結構いるのじゃないですか。

 もっともね,昔読んだ面白い本を思い出しました。「サーロインステーキ症候群」という本で,わたしが読んだのは文庫ですが。かなり昔の本ですが,これもなかなか面白い本です。
 書いたのはお医者さんです。腕のよい外科医らしい。
 アメリカだかに住んでいた時に,非常に太ってこのままだと命が危ないという元スポーツ選手のカウンセリングをしてやせさせたらしい。

 この先生の考え方は,わたしが今言っているのとはちょっと違います。もっとも,原理のところではつながっていると思っていますが。
 それで,この先生は毎日運動せよと言う。具体的にはどうするかというと,毎日,30分間走りなさいというのです。
 それで,自分自身も実践して減量を成功させている。

 これはなかなか効果的かもしれない。先生言うには,走るということは,必ずどちらかの足が地面を離れているということだから・・・と説明する。ただ,速度はゆっくりでもいいのだと。その代わり,決して途中で止まらない。ずっと30分(か,できたらそれ以上)走り続けろという。
 ランニングは結構大変というイメージがありますが,自分のペースでよければ(ゆっくりなら)割りとできますね。わたしも,やってみました。たしかにこれならできます。30分走れる。

 ただね,実のところこれだけだと体重はそれほど劇的に減りません。前に説明したとおり,30分の軽いランニングだと300kcalくらいかな,消費カロリーとしては。普通の人でね。
 そうすると毎日これを続けて,24日間続ければ1kg分の減量になる。1kgの脂肪=7000kcalですから。
それより,毎日ご飯を2杯我慢した方が早く減量できたりする。
 だからね,ダイエットの効率からするとよくないのです。でも,この先生の言うのは一考の価値がある。

 ダイエットというのはある程度の期間続けなくてはいけない。
 それで,できれば生活自体が変わることが望ましいのです。ある短期間だけ何かの方法で減量して,それが終わったら生活を元に戻すとするでしょう。体重が戻ったりします(苦笑)。
 元々が太りやすい生活(摂取カロリーが消費カロリーより恒常的に多い生活)だったりするとね。

 そうでなくて,昔,何かの影響で太ったけれど,ここずっと体重の変化はない,健康的な生活なんだよという人ならね,一時期,減量すればいい。それで元の生活をすれば,減った体重を維持していくわけです。
 でもね,そういう人は少ないね。
 だいたい,太る生活を続けているんです。
 そういう人は実は生活自体を変えなくちゃいけない。食べるものを変えて,仕事や活動の仕方を変えて,やっていけるようにすること・・・これが大事なんです。

 ダイエットを成功させて,人生が変わった,という人がいる。
 それはね全くその通りだったりします。
 単にやせたから,いいことが増えた・・・というだけじゃない。それももちろんあるのですが,そもそも成功して(それが持続している人は)生活自体が変わってる。
 だから,人生も変わるんです。

 さて,「サーロインステーキ症候群」の著者の先生の言っていることのよいところはね,生活が変わるってところです。「毎日30分走る,走り続ける」生活をせよってことですからね。
 それで前に言ったスポーツ選手については,ちゃんと食生活も改善させてる。
 その彼,アメリカの一般的な食べ物を大量に食べていたんだといいます。それで,味が大味らしい。美味しいと感じないのかな・・・満足するためには大量に食べなくてはいけない。そういう状態だったらしい。
 その先生,まず,ライスを買って来いと彼の家族に言ったらしい。それでご飯の炊き方を教えた。 さらに豚肉を生姜焼きにして食べることを教えた。(豚の生姜焼きはわたしの好物でした・・・余談ですが(笑))
 そうしたらね,毎日の食事の量が減ったと。
 美味しかったらしい。少量でも満足する。それでも,さすがに最初はたくさん食べたと思いますよ。それまで牛のように食っていた・・・らしいから。
 ところが,徐々に食生活が変わって,元々スポーツ選手ですから,体を動かす気になった。それで毎日30分のランニングだと。

 彼は復活したそうです。
 ランニングの量が増え,食事の量が減っていった。
 どんどん痩せた。家族はうれしかったらしいですね。
 彼自ら,友人,知人にも勧めたそうです。
 ほら,原理は同じでしょう。消費カロリーが摂取カロリーを上回るように生活を変えたのです。

 後で説明しようと思いましたが,ここで言ってしまうと,運動の効果はこういうところで出ます。
 どういうところかというと,直接的に消費カロリーを増やす・・・ってことよりも,そういう生活に変わると,食事の量に影響がでるんだね。
 運動するっていうのは,肉体をよい状態に保つ必要があるので,食事の量がそのために必要な量に調整されるらしい。面白いね。
 太りすぎている人は,食事の量が減り,痩せすぎている人は増える。
 太りすぎている人はあんまり食べたくなくなり,痩せすぎている人は食べたくなるってことね。
 経験的にそうです。
 満腹中枢とやらが正しく機能するとかっていう専門家もいますね。

 それで運動は意味がある。ついでに言うとね,感覚的な部分もありますが,運動を適度にしていると標準消費カロリーのうちの基礎代謝(生きてくだけで消費するエネルギー)がダイエットによって減るってことがない。
 人間の体はよくできていて,慣れってあるじゃないですか。
 ダイエットをしていて,食べる量が減る。摂取カロリーが減るわけです。それでやせていく。
 ところがね,徐々にやせる度合いが少なくなったりする。
 実は標準消費カロリーが徐々に減っていくから,摂取カロリーを減らしていても,その収支が小さくなって蓄積された脂肪が使われにくくなる。
 それは実は基礎代謝のところが減るからなんです。真面目にダイエットを続けていても,あまりやせなくなる。
 体が少ない摂取エネルギーでも生きていけるように「慣れて」基礎代謝を減らしたんです。
 こいつぅ,そんなことせんでもいいのにぃ・・・とちょっと思う(笑)
 でも,生理作用だから仕方ないね。
 そこがね,適度な運動をしていると,基礎代謝があまり減らないと聞いたことがある。
 それで減量に,ダイエット(食事療法)と同時に運動をすると効果があると。

 これは経験上,まったくもってそうですね。
 どちらかといえば,カロリー制限するのが大事だが,運動も適度にした時は,非常に効果的ですね。だから,できたら運動もしたらいい。
 運動する生活になると,食べること自体のコントロールがうまくできるみたいです。
 少しだけ(美味しいものを)食べて,満足しながら,体を動かし,気持ちよく・・・やせる。
 いいことづくめだね。
 「サーロインステーキ症候群」ではその事を教えているんですね。

 あ,もう一度言っておかないとこの話をした理由を忘れてしまう(笑)

 本の中で先生がカウンセリングした時,和食(ご飯と生姜焼き)を勧めたでしょう。
 大量に食べなくても,美味しくて満足できる料理だったから(比較的・・・ですが)・・・なんです。和食って,そうかもしれない。
 少量でも美味しさを感じられる料理なら,何でもいいのだとは思いますが。
 逆に和食なら何でもいいという訳ではないかもしれない。
 ただ,同じ量を食べるなら,和食の方が比較的カロリーが低いと思う。
 あくまで一般論です。
 ということで,とにかく大量に食べまくる人,そうでなければ満足しないという人には,和食を試してみるという手もあるってことかな。
 和食でも大量に食べる人はだめです(笑)

(続きます)


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 ご飯は食べても太らないという迷信
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 これもよく聞きますね。油を使った料理や,バター,肉,乳製品,砂糖を使ったものはだめ。ご飯は大丈夫,和食だし(これはこの後でも説明しますが)・・・って言う人がいる。

 和食をしっかり食べてやせましょう・・・というようなのがある。

 はい,洋食は高カロリーのものが多そうに見えますね。実際,そうかもしれない。和食は低カロリーかな,そうかもしれない。一般論としてはね。
 だからって,ご飯(和食)は食べても大丈夫。太らないからっていったら嘘ですよ。

 ご飯は茶碗1杯150~200kcalのエネルギーがあります。
 たくさん食べて,消費カロリーよりも摂取カロリーが多くなれば脂肪になって太ります。
 ちなみにわたしは若い頃,肥満児だと言われました。
 とてもとてもご飯が好きで,よく食べてました。毎日の食生活はおおむね,和食です。子供の頃(小学生や中学生)は昼は給食だったから,その時は洋食(?)に近いかもしれません。
 でも,朝はご飯と味噌汁と玉子焼き,夜はご飯とオカズ・・・。肉類が多かったとは思いますね。好きでしたから。当時は牛肉は高くて手が出なかったから,豚肉が多くて,時々鶏肉でしょうか。わたしの母親は料理が苦手で,ハンバーグとかピラフとかチャーハンとかグラタンとか・・・とにかくそういうカタカナの料理はほとんど出てこなかった(苦笑)。
 もっとも,カレーはよく食べましたね。
 まあ,それで洋食には飢えていた。洋食が食べたくて仕方なかった。食べられなかったからね。

 というような食生活でしたが・・・・きっちり太りました。
 ご飯をたくさん食べたからです。
 よく分かってます(笑)。オカズの無い時でもご飯に塩かけて食べられる子供でしたし,お湯かけて(お茶漬け,お湯漬け)食べることもしてました。
 わたしは,ご飯食べる時はすごく幸せそうな顔していたと,家族や親族の大人たちが言ってました。それでしっかり肥満児です。

 ご飯食べても太らないっていうのは間違いです。
 太ります。食べ過ぎればね。

 とにかく摂取カロリーと消費カロリーの収支です。それに尽きます。

(続きます)

なんだか,間があいちゃいました。(笑)仕事が忙しくて。
さて・・・

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 お菓子(甘いもの)は食べてはいけないという迷信
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 これもね,すぐに分かりますね。わたしは減量してぐんぐん減っていた時,よくチョコレート食べてました。
 友人とね,バイクツーリングに行くのです。大型バイクに乗ってね。
 それでツーリング途中で,コンビニに寄る。チョコレート買ってね,持って行くのです。
 時々,1個(1粒)食べる。

 仲間に「ダイエット中なのにいいのか?」とよく聞かれます(笑)。

 「もちろん,かまわないよ。これ1個が30kcalだから。ちゃんと計算してるから」と答える。そういうようなことは時々ありますね。

 わたしは甘いもの大好きです。チョコはもちろん,ケーキも食べます。お汁粉とかも食べますね。
 それで甘いものは高カロリーのものが多い。
 ショートケーキみたいなの一つ食べたらね,200~400kcalくらい平気で行きますね。
 ま,それでも食べますが。
 トータルカロリーさえ,消費カロリーを下回ればいいんでね。
 もしも,今日一日のカロリー収支がマイナス(摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまった)としてもね,明日か明後日で調整しますから。

 わたしは今日だけじゃなくて,明日も明後日も生きてて,減量の結果は長い目でみて減るかどうかですからね。

 だから,食べたいなと思う時は食べます。
 大丈夫です。ちゃんとコントロールできていれば。
 それで,ある程度の期間,ダイエットが継続するとコントロールができるようになります。
 コントロールができて,好きなもの(たとえば甘いもの)が食べられるから,また続くのです。
 絶対に甘いものはだめ,チョコもケーキも食べたらだめ・・・っていうダイエットだとね,続かないでしょう。そっちの方がよっぽどだめですね。
 それで,別に甘いものはだめじゃないですから。
 摂取カロリーが消費カロリーを(恒常的に)上回るのがいかんのです。そこのところの原理を理解しているかどうかですね。

 大事なポイントは,食べたいなと思うものを,少しだけ食べてダイエットを続けることなんです。
チョコレートもね,大量に食べたらだめだとはわたしも分かっている。
 それで買う商品もちょっと考えます。
 わたしは一粒ずつ分かれてるのを買ってますね。板チョコみたいのはなるべく避ける。
 一個(一粒)食べる・・・というのがいいのです。
 さらにね,もうちょっと考えて,工夫もする。チョコでもカロリーが違ってたりするから,なるべくカロリーの低いのを選びます。最近はパッケージにカロリーが書いてあったりしますよ。えらいものです。メーカーも努力してる。
 それと経験しながら分かることですが,口に入れて少しずつ溶けるようなのにしてる。噛んで食べる・・・って感じのものだと,どんどん食べてしまうのです(苦笑)
 舐めてると溶けてきて,チョコの美味しい味が口中に広がる,そういうのがいい。そうすると割りとそれで満足する。それで残りはまたしまっておく(ツーリングの時なら,ウェストバッグかポケットに,仕事中だと引き出しに)。

 ケーキはね・・・まあ,1個まるごと食べますね(苦笑)。
そこは覚悟かな。その分,他の食事(たいていは夕食)で調整する。仕方ないね,ケーキを食べたいという欲求を満足させるために,他は我慢する。それでも,毎日のことでもないので,そのくらいの我慢はできます。

 甘いものは食べてはいけない・・・は違うのです。結局,行き着くところは同じ。摂取カロリーが消費カロリーをトータルで上回るのがいかんのです。やせるためには,消費カロリーを摂取カロリーよりも多くして,体の中の脂肪を燃やさないといけない。そうしてやせるんです。

(もう少し・・・続きます)

 まあ,いいのです。仮にそうだとしても,すでに身体に付いてしまっている分の脂肪は落とさなくてはならない。
 やせたいのですから。
 今,太ってしまっているのですからね。

 だとしたら,そのどこかにあるエネルギーをまず消費して,それからやっぱり脂肪を減らさなくてはならない。
 それだけのことです。

 より効果的には朝食べて,夜食べないのがいい・・・そういう人もいますね。
 はい,専門家に言わせたら,生理学的には,実はそうなのかもしれません。でも,わたしの場合はちょっと違います。朝食べるとお腹に食べたものが残っていて,昼間,もたれたりする。昼もそうです。食べるとね,後に残る。それで一つの現象としてね・・・眠たくなるのです(笑)
 少しお腹がすいてるくらいの方が仕事には調子いい。
 それと,前にも話したように,夜,食べたほうが精神的にいい。わたしの場合はですが。

 そういうことは実はダイエットの効果には効いてきますよ。

 生活・仕事への影響や精神的なものがです。
 わたしが自分流のダイエットを確立する前,健康診断で肥満と判定が下って,カウンセリングを受けてくれっていうので受けたのです。そんなの受けたくなかったのですが。
 専門家の先生が,食事療法で,ああしろこうしろとおっしゃる。
 わたし,その時,仕事が非常に急がしてくね,夜は帰宅が12時前後です。それで食事は時間通りにしろ,夜はあまり食べるな,朝と昼にこういうものを食べろとか言うのです。
 「そんなことできん!」
 と言って帰ってきました。
 わたし,通勤に片道2時間弱かかってたのです。朝,7時くらいには家を出てくる。起きるのは6時くらいかな。5時半くらいだったかもしれない。そういう時に朝,しっかりした食事なんてできんじゃないですか。それで昼は妻が作った弁当を食べる。
 夕食が遅いからいかんとその先生は言う。6時か7時に何か食べろと言う。忙しい仕事の合間に食事を家でなくてどこか外でしろと?食費だって馬鹿にならん。
 そうしたら,ちょっとでいいから・・・って言うのです。コンビニおにぎりでも買えと。
 ということは,わたしの夕食はコンビニの握り飯ですか・・・(怒)

 この時は怒りまくりましたね。

 ただでさえきつい生活しているんだから,家に帰ってゆっくり楽しく食事くらいさせてくれよと,そう思いました。
 まあ,この先生の言うようにやらなくてもいつでもダイエットできるとは思ってました。
 13kgほど減量した経験,すでにその前にありましたから。
 朝食抜きの生活でね。

 それより1年ほど前でしょうか,別の会社に勤めてましてね,そこで健康診断を受けた。
 問診の時にその前の記録と見比べるじゃないですか。
 それで,その時診てくれた先生がね「はい,いいですよ」って言うので,行こうとしたら,突然 呼び止められて,「体重が10kg以上も減ってるが何か病気とかは?」と聞くのです(笑)。
 「いや,ダイエットしました」って話したら,「そりゃ,結構ですね」って。
 そういう経験してたから,別段,気にもならなかったですね。

 そういうことで,夜食べてもいいですよ。原則だけ忘れないように。摂取するトータルカロリーはちゃんとみていないといけない。消費カロリーよりも減らすんですよ。

(続きます)

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 夜食べてはいけないという迷信
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 さて,だからこれももう分かりますね。
 夜食べてはいけない,やせない・・・というのはね,間違いです。夜食べても,ちゃんとやせます。トータルのカロリーを制限してやればね。
 わたしは毎日,夜は1000kcalくらい食べたりしてます。思い切って体重を減らしに行く時は,700kcalくらいですが。
 それで朝と昼は少ない。
 最近は朝はヨーグルトか,普通の半分くらいのトーストか・・・でしょうか。食べない時もありますが。
 昼はヨーグルトか,おにぎり1個か・・・。何かは食べますが,ちょっとだけです。それで昼間は300~500kcalくらい。時々,仕事の休み時間なんかにチョコレートを少し食べたりはしますね(笑)それが100~200kcalくらいかな。
 トータルで1400~1700kcalくらいでしょうか。これだと今のわたしだとそんなに劇的に体重は減りません。ほんの少しずつ減るって感じで実感は薄い。トータルで1000~1500kcalくらいにしたら,結構,減りますけれどね。

 実際,夜主体の食生活でしっかり痩せます。
 夜,食事をして,寝ると身体がエネルギーを消費しないから・・・って言いますでしょう。
 まあね,すぐに昼間のように消費しないかもしれない。でも,次の日(の昼間に)消費しますから(笑)
 夜のうちに脂肪になって蓄えられるからって言いますね・・・はい,そうかもしれない。でも,大丈夫。次の日やその次の日の昼間に脂肪を消費しますから(笑)

 脂肪以外の何かであろうが,脂肪であろうが,わたしの体の中にあるエネルギーですから,そのままにしておけばいずれ脂肪になって蓄えられるし,消費すればなくなる。わたしの考えは単純ですから(あえて単純化していると前に説明しましたね),体内にあれば同じなんです。

 わたしはそれこそ専門家(医者)でないので,本当のところは分かりませんが,朝食べた食事が消化されて脂肪になる前に,血液中かどこかにまだあって,それが昼間の活動で消費されていくっていうことだとしますよね。1000kcal近いエネルギーが脂肪になる前にどこかにあって,それを活動と共に消費してくれるってこと?

 それじゃ,朝食べたものは,脂肪にはならないのでしょうか。

 専門家に聞きたいですね。
 若いうちみたいに,朝からかなり激しく活動して体を動かしているならね,すぐに消費して脂肪にはならないのかな。わたしのように普通の社会人で,会社であまり動かない仕事をしていて・・・それでも朝食べたものは脂肪にはならないで消費してくれるんでしょうかね。

(続きます)


 面白いですよ。
 減量しながら,何を食べるかってことを加藤先生は書いてますからね(笑)。
 どこのデパートの食品売り場の,どこの店の何は美味しい・・・とかね。

 これは大事なところなんです。

 減量するのにね,食べることを考える。美味しいものを(少量)食べて減量しようっていうのがポイントですね。
 だから,あそこのあれが美味い。こっちのこれが美味いということを加藤先生は紹介する。わたしにとって残念なのは,加藤先生は関東にお住まいのようなので,行くお店が東京に集中する。
 実はわたしは愛知県に住んでますから,行けないのです(苦笑)。
 それで,加藤先生は・・・何度も言いますが,医者じゃありませんから・・・専門外のことを本に書いてるわけです。ご自分でも少々どうしたものかと思ったらしい。でもね,書かずにはいられなかったと。

 ただね,当然のようにお知り合いに立派なお医者さんがいらっしゃる。東大の医学部の先生とかね。
 それで書いたものを読んでもらって解説をしてもらっている。東大医学部の学部長の先生だったか,あとがきで,加藤先生の考えは理にかなっていると言っている。
 大体,体についた脂肪を楽に何も努力せずに落とせるなんて安易な考えを,これほど教育の発達した現代日本の大人がもつことが不思議なことだと,その先生もおっしゃる。

 まさしくその通りです。
 自分が何もしないで,楽して痩せようと思っても大概失敗しますよ。

 加藤先生やわたしの方法は,少々きつい所や,きつい時期はある。
 でもね,カロリー制限をして痩せるには,どうすればやりやすいか・・ということを紹介しているのです。

 ああ,あちこちへ話が飛んでますね。
 ここでの要点は,朝食べて,夜食べないのが減量にはいい・・・というのは嘘だということ。
 朝は食べても太らない・・と言いはじめたら,これはもうはっきり大きな間違いです。朝だろうが昼だろうが夜だろうが,たくさん食べたら太りますからね。
 それで,どこかで食事を制限してカロリーを削減するのですが,朝だろうが昼だろうが夜だろうが,いつでもとにかく制限したらちゃんと減量に効果はありますから。

 いつ食事を減らすのが自分にとってやりやすいかと考えなさい,ということですよ。

 朝は食べて夜は食事を減らす(場合によっては抜く)のがいいという人はそうすればいい。
 わたしのように夜は食べたい,という人は朝や昼を少なくしてください。

 ちなみにわたしの娘(育ち盛りの中学生)も朝を減らして夜は食べてますよ。昼は学校で給食です。
 それで半年ほどかけて6kg減量しましたね。
 成長途中だから朝は食べなきゃ・・・云々も,関係ないですね。
 大体,太っているのだから,必要以上のエネルギーを体に持っていて,それを少々(?)使っても全然,健康に問題なんかないのです。
 最初から痩せてる人がやったらだめですよ。拒食症みたいのになってしまう。
 そういうのはちゃんと自分で見極めないと,どういうやり方だろうが,減量してはいけない人もいるのです。
 わたしの好きだったカーペンターズのカレンさんなんか,そうでしたね。決して太ってもいない。スマートで可愛い女性だったのに,いろいろ悩みがあったのでしょうけれど,減食して,拒食症になって命を失ってしまった。
 そもそも太っているって人はそういうのとは違うのです。

(続きます)


 話を戻しましょう。わたしも,わたしの会社の社長も朝食を抜いて減量を成功させたのです。わたしたちは例外だろうか?

 面白い本を読みました。
 「一日一食断食減量道」というのです。どう?過激なタイトルでしょう(笑)。

 いや,わたしにとっては別に過激でも何でもない。普通のダイエットなんですけれどね。それで,実は書店でその本を目にして,買って読んでみようと思ったのは,著者の名前を知っていたからです。
 加藤寛一郎といいます。元・東京大学工学部の先生です。それも航空工学。わたし,その加藤先生の本を何冊か読んだ。とても面白い。非常に論理的に(あたりまえですね,工学部の先生ですから),航空工学の専門の内容を分かりやすく素人に説明してくれる。
 わたしでも分かる。
 その加藤先生が減量の本?
 ちょっと興味が湧いてね,手にとって見てみた。内容を少し読んで,ああ,わたしと同じだなと思いましたね。

 総カロリー量を減らして減量するのです。科学的に減量の方法はそれしかないんだ,と加藤先生はおっしゃる。
 いや,まさにその通り。先生,正しい。
 それで加藤先生もわたしと同じです。お医者さんじゃないのですよ。ドクターですが,工学部のドクター(博士)です(笑)。

 加藤先生はいつでも減量できると豪語する。
 わたしもそうですが。
 リバウンドなんか怖くも何ともないと言う。
 わたしもそうです。
 だって,体重が戻ってもまた減らせばいい。いつだって減らせるのだと。
 どう?すごいですか?
 実はすごくもなんともない。当たり前のことなんです。科学ですから。

 ただね,少々,決心と努力はいりますよ。加藤先生も書いてますが,何の苦しみもなく楽々と減量が成功するなんて,そんなことはないのだと。
 苦しさを乗り越える必要はある。でも,乗り越えるのが不可能な苦しさではない。
 乗り越えやすくするにはどうすればいいか・・・を加藤先生もわたしも考えるわけです。

 その一つの結論がね,「一日一食」なんです。

 興味が湧いたら,加藤先生の「一日一食断食減量道」(PHP出版だっけかな?)読んでみたらいいです。

(続きます)