諸行無常が怖い
「諸行無常」
万物はいつも流転(るてん)し、変化・消滅がたえないこと
こちらは、お釈迦様が説いたお話しを
日本には13世紀頃に平家物語の１節として
拡がったモノです。
ということは
お釈迦様がご存命されている頃から
私達の悩みとして
変化することが怖い
変化したくない
変化されたくない
があったんですよ。
でもね
この「怖さ」の正体も
私達は知ろうと考察に考察を
重ねていたの。
東洋的には「我」と表し
西洋的には「エゴ」といいます。
怖さの正体は
何であろう、「自分自身」が
作り出したモノ。
変わることが怖いも
自分自身が採用したもの
なんですね。
長い間私達が採用し続けた
結果の産物を
〜そんな事もないんだよ〜
と、お釈迦様をはじめ覚者と
呼ばれる方々が記したモノが
今もなお、たくさんあります。
私達の悩みを
掘り下げると
いつも「怖さ」をコントロールしようとして詰んでしまう。
この状態です。
お金にしろ
対人にしろ
「目の前の問題はダミー」と
いうのも、コレなんです。
この理解がないと
目の前の問題に捕らわれて
エゴの繰り出すワナにがんじがらめに。
怖さはやがて、あなたを縛る
「正しさ」になり、
「正しさ」のぶつけ合いが
対人関係のコミュニケーションを
不完全にします。
諸行無常とは
不完全こそ、完全で
欠けはあって当たり前。
変わり続ける姿こそ自然である
と思うのです。
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