再び糖化モデル実験をやってみました。
前回の実験
では、コラーゲン組織の糖化が進むとAGEsが生成して褐変化し、
老化に繋がることを紹介しました。
今回の実験では前回と同様の方法でコラーゲン組織を糖化させた後、
AGEsの蓄積量と硬さを機器測定してみることにしました。
使った材料は牛のアキレス腱です。
前回の実験と同様に、緩衝液(pH7.4)にグルコースを添加して60℃で10日間
インキュベーションしました。
まず、色や状態の変化結果です。
グルコースを添加した溶液でインキュベーションしたサンプル(左)は、
褐変化して奈良漬のようになってしまいました。
触ってみると、ゴムの固まりのように硬い感じでした。
グルコースを添加しなかったサンプル(右)は、白っぽい色をしたままでした。
表面はみずみずしい感じで、触ってみるとプルプルした感じでした。
状態の違いは写真からもわかります。
次回はAGEs量を測定します。
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