2010年1月20日にP&G
マックスファクターより高級スキンケアブランド
「SK-Ⅱ」より新美白シリーズ「セルミネーション」
の発売スケジュールが発表されました。
セルミネーションは、白より明るいオーラのある輝きを宿す「オーラ美白肌」を目指す
SK-Ⅱの新美白シリーズです。
このシリーズのメイン成分は「D-メラノ」
とよばれるメラニン生成抑制成分ですが、
よく見ると抗糖化成分もしっかり配合されていました。
抗糖化成分は「ツボクサエキス」
です。
詳細を紹介する前に、少し複雑な配合になっているので説明します。
このシリーズの共通成分として「オーラ ホワイト カクテル」と名付けられた
新美白複合成分があります。
「オーラ ホワイト カクテル」は、D-メラノ、濃縮SK-Ⅱ<ピテラ>、タラペホワイトの
3種類で構成されています。
このうち、タラペホワイトの本体が抗糖化成分である「ツボクサエキス」です。
ツボクサエキスは、ツボクサ(Centella asiatica)
とよばれるセリ科の植物から精製された
成分です。
ツボクサ (山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花, 山と渓谷社 より)
ツボクサエキス中には、アジア酸(アシアチン酸)、マデサッソ酸(マデカシン酸)、
アジアチコシド(アシアチコシド)の3成分が含まれています。
このうちアジア酸に糖化抑制作用が確認されています。
原料情報から抗糖化作用の詳細を読み取ることは困難でしたが期待できる可能性があります。
アジアチコシドはアジア酸の配糖体なので同様の作用があると考えられます。
さらにマデサッソ酸には、強い抗酸化作用が確認されています。
このことから、ツボクサエキスは糖化と酸化の両面からAGEsの生成・蓄積を防ぐ
可能性があります。
ツボクサはインドの伝統医学アーユルヴェーダで利用されてきた重要なハーブのひとつで、
「傷跡を薄くする」「下肢循環不全を軽減する」「美肌効果がある」など、
皮膚への効果を期待する化粧品や健康食品
に配合さています。
今回の複合成分は、美白成分と抗糖化成分を上手く組み合わせたているため、
期待通りにオーラ美白を実現できるのかも知れません。
以下の発売予定が発表されています。ご期待ください。
2月21日 SK-Ⅱ セルミネーション エッセンス(美白美容液)
3月21日 SK-Ⅱ セルミネーション エッセンス イン ファンデーション(美白乳液)
4月21日 SK-Ⅱ セルミネーション ディープ サージ(美白美容乳液)