西安その3 大雁塔 | グルコサミン博士のブログ

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大雁塔の創建は、西暦652年に遡ります。玄奘がインドから持ち帰った657部もの経典や、仏像などを保存する建物として、この大雁塔が建立されましたと言われています。

現在の大雁塔は7層ですが、1604年の改築以降のもので、高さ約64m。方形の楼閣式レンガ塔という分類になります。

それでは中に入りましょうか。お寺の拝観料はツアー料金に含まれていますが、、塔に登る場合は別途25元が必要です。ここまで来れば登らないわけにはいかないでしょう。

 

塔の内部は、木製の階段と床が入れられています。階段の幅が狭くて、みな譲り合ってすれ違いながら登りました。

そして、最上階に到達。

最上階から西安の街が眺められます。空気が澄んでいて景色は綺麗でした。

 

唐時代の詩人章八元や杜甫をはじめ、多くの詩人に詠まれており、大雁塔は唐の時代から観光名所であり、唐の都・長安のシンボルともいえるでしょう。

幾度の改築を経ながらも、その歴史性や、唐の時代を彷彿とさせる無骨な佇まいなどが合わさって、今尚大雁塔は、古都・長安のシンボルとしての存在感を保ち続けています。その結果2014年に大雁塔は世界文化遺産に登録されました

 

ここもまた、お勧めの西安観光地として、太鼓判を押しておきたいと思います。