今時の医者 | グルコサミン博士のブログ

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ちょっと生活習慣病的な悩みで専門病院を受診しました。遭った医師はこちらから渡した経過メモをパソコンに入力し、画像を見て1分間ぐらい説明を行ったのち、メリットもディメリットもある治療法を提案されました。その時の言葉は、「受けるかどうか?次にも患者がいるからここで考えられても困る。外に出て考えて結論を看護師さんに伝えて」でした。最初から最後まで私と目を合わすことなく、そのまま診療室を追い出されてしまいました。


初めて会った人にこのような非礼な言葉使いにさすがびっくりしました。

人を救うということが医療従事者である医者の基本的役割ですから、昔から尊敬に値する職業ですし、いまでもそうです。

昔から「医は仁術なり」という言葉もあるぐらい、医者自身も他人に対する思いやりの心持ちと、医学的技術と知識の保持者であったはずです。


そもそもいまでも患者の望む医者は、もちろん高等な医療知識・技術は当然のことですが、それと同じくらいその人間性の暖かさや思いやりの深さをも兼ね備えた人物ですが、残念ながら、「今時の医者」には、自分だけのルールで世の中動いていると思っているような勘違いしている人が増えているようです。



人間形成がしっかり出来てないうちから「先生」という肩書きを与えられ、患者からも、他の医療従事者や事務員からもちやほやされて、その挙げ句、歪んだエリート意識だけが身についてしまうのでしょうが……

医者や教師など「先生」という職業には、学業の他にも社会常識を学ばせなくてはいけません。


これから医者になる若者には、「医は仁術になり」という職業倫理を持って欲しいですね。