フェルガード100Mフェルガードシリーズの基本となるものです。

フェルガード100Mはフェルラ酸とガーデンアンゼリカの割合が5:1になるように設計しています。

何故、このような割合にしたのか。


この割合に至るまでは試行錯誤がありましたが、5:1にしたものを京都の杉本医院の杉本英造先生及び、国立病院機構菊池病院(当時)の木村武実先生(現 熊本駅前木もれびの森心療内科精神科院長)にお試し頂いたところ、陽性症状(興奮系)にも陰性症状(抑うつ系)のどちらの症状にも有用性が確認されたからです。

杉本先生の症例報告は京都医学雑誌 第57巻 第1号 別刷に掲載され、木村先生の臨床研究論文は、Geriatrics Gerontology International Vol.11に掲載されました。

認知症の症状として、同じ方が時間の経過と共に陽性症状が強くなったり陰性症状強くなったりと変化することがよくあるとお聞きします。

そのような方に薬剤だけで対応するのは非常に大変と聞きます。症状に合わせて薬剤を選ばないと逆に副作用がきつくなるからです。


このような方には是非フェルガードをお試し頂きたいです。

昨日長崎の新規の先生から、入院された患者さんが陽性症状(暴言)と陰性症状(傾眠)を繰り返されるようで

「薬剤の対応のみではお手上げで、フェルガードしかないと思い連絡した。」

とお電話を頂きました。

私どもとしてはそのような方に是非フェルガード100Mをお試し頂きたいと思っていましたので、大変嬉しく拝聴し、近々長崎の先生のところへ説明にお伺いする予定です。

もっともっと多くの方のお役に立てられるよう引き続き鋭意尽力してまいります。