今月24日に脳神経外科認知症学会にてランチョンセミナーを開催致しました。


講師は、長久手南クリニック院長の岩田明先生にお願い致しました。

認知症の治療法に特化した非常に実践的なお話をして頂きました。


薬剤やサプリメントの使い方はもちろん、高齢者は栄養が不足していたり偏っていたりするので、それをまず調べて栄養補助することがまず大事という話がありました。

素人的に考えてもそう思います。


薬剤やサプリメントはあくまで補助的なもので、脳も含めて体を作っているのは普段の食事ですし、その食事から十分な栄養が摂れていなかったり、偏ったりしていては何をしても難しいように思います。

今の高齢者は、調べてみるとビタミンB群や鉄分が不足している方がびっくりするほど多いとのことです。


高齢者の独り暮らしや高齢者だけの家庭では、食事量も少なくなるので簡便に済ましてしまうことが多いからではないか、と思います。

それと、認知症は治療さえ工夫すれば劇的に良くなる可能性があるので、脳神経外科の先生が向いている、というお話もありました。


確かに、私も脳神経外科の先生とお話していますと、あらゆる手段を駆使して何とか改善させようという迫力のある先生が多い気がします。

これから認知症の方は激増することが予想されていますので、是非多くの脳神経外科の先生に認知症治療に関わってほしいと思います。


私どももそのお手伝いができるよう今後も鋭意尽力してまいります。