ハーブの使い方はこれまでもご紹介してましたが、今回はハーブの保存の仕方。

 

ハーブは、西洋料理に欠かせない欠かせないエッセンス。肉や魚の臭みを取りながら、素材に芳しい香りを移してくれます。ほんの少し使うだけで出来上がった料理は芳香に包まれ深い味わいとなります。

 

特にフレッシュハーブの爽やかな香りは格別です。レストラン時代は、イタリアンパセリ、、ディルの3種は細かく刻んで混ぜ合わせて小道具として常備してました。ちなみに刻んで混ぜ合わせたものを「フィーヌ・ゼルブ」と呼びます。

 

ご家庭で何種類も扱うのはロスも出ますので、フレッシュで主に料理の仕上げとしてオススメするのはチャービル(セルフィユ)です。

美食家のパセリと呼ばれ、マイルドでデリケートな香りが繊細な味付けの料理によく合います。特に白身魚の料理に刻んだ葉を散らすと淡白な魚の味とセルフィユの香りがよく合います。スープの浮き身やサラダ、ドレッシング、バターソースに混ぜると味わいとともに見た目にもさわやかさが演出できます。

 

あとはディルですね。爽やかな香りが魚の生臭みを中和するので、カルパッチョやマリネ、魚料理のソースには欠かせないハーブです。ジャガイモと相性が良いので、ディル風味のマッシュポテトやポテトサラダもいいですね。

ちなみにディルという名前は、北欧の古語ディラ(鎮静する)に由来すると言われ、古くから消化や鎮静に効果があると言われています。北欧料理には欠かせないハーブです。

 

ちなみに、ローカル情報ですが、神楽坂界隈ですと、マルエツ江戸川橋店が1パック159円(税別)で一番安いです。神楽坂通り(早稲田通り)坂上のキムラヤも常時扱ってます。

 

◾️保存の仕方

マルエツで買ったセルフィユ(チャービル)です。ほぼほぼどこでもこのパックですね。


パックを開けたら、茎の下の方をハサミで切ります。

 

さっと洗ってから、水を入れた容器に茎をつけます。お花の扱いと一緒ですね。

 

給水して葉が元気になってきたら、ペーパタオルに取ります。ハーブ全体は濡れいてる状態でOKです。

 

包んでパックに戻し、冷蔵庫へ。

 

購入時の状態にもよりますが、3日から1週間くらい日持ちします。寿命は茎によって個体差がありますので、色が抜けてきたものから使いましょう。

 

で、残ったハーブの活用法はこちら。

 

◾️ハーブパン粉

で、残ったハーブの活用法はこちら。使い勝手の良いハーブパン粉の作り方です。

余りがちなナッツも消費できます。