なでしこ パリ五輪出場決定 6年ぶり北朝鮮撃破 12年以来の自力で パリ五輪 | Gマークの「中今を生きる」ブログ

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なでしこジャパンの戦いは、素晴らしかった。

サッカーは、擬似戦争と言われるが、北朝鮮は想定内のラフプレイ連発だった。

負けて、刈上げ将軍のお仕置きが待つだろうが、田中美南選手への選手生命を失い兼ねないファルもあり、酷かった。

美人局に、まくら営業、立ちんぼ、出稼ぎ売春婦‥イヤな若い女性のニュースが多い中、プライドとサッカー人気復活を掛けてラフプレイとプレッシャーに打ち勝ったなでしこジャパンは美しかった。

2万人も駆けつけて、北朝鮮応援団をガッカリさせたサポーターも立派だった。


記事抜粋

なでしこ パリ五輪出場決定 6年ぶり北朝鮮撃破 12年以来の自力で
 ◇パリ五輪アジア最終予選 日本2-1北朝鮮(2024年2月28日 国立競技場)




パリ五輪出場を決め、喜ぶ日本代表イレブン


 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」がパリ五輪出場権を獲得した。アジア最終予選の北朝鮮戦第2戦を2―1で制し、銀メダルを獲得した12年ロンドン大会以来となる自力での五輪切符。池田太監督(53)は運命の一戦で慣れ親しんだ3バックに変更し、攻撃が活性化。チームの苦楽を知るMF熊谷紗希主将(33=ローマ)を中心に、1失点でしのいだ。北朝鮮戦の勝利は18年アジア大会準々決勝以来6年ぶり。女子サッカーの命運を握る大一番を制した。

 パリへ、そして女子サッカー界の未来へつながる大きな1枚の切符をつかんだ。なでしこジャパンが、アジアの難敵、北朝鮮を撃破。2万777人の前で広がったのは青い歓喜の輪だ。「ホッとしてる…。そのひと言に尽きる」。第1戦で低調に終わっていた熊谷は、安堵(あんど)の表情で喜びをかみ締めた。

 勝てば五輪、負ければ敗退の最終決戦。池田監督の采配がズバリ的中した。第1戦の4―3―3ではなく、昨年のW杯で8強入りした際の3―4―2―1に変更。慣れ親しんだシステムによって選手間の距離が改善され、攻撃の幅が広がった。さらに追加招集のMF北川を先発に抜てき。そのレフティーのFKから前半26分、DF高橋の先制点が生まれた。後半32分にはMF藤野が頭で追加点。1点を失ったが、懸命にリードを守り抜いた。

 国際大会は人気に反映される重要な舞台だ。W杯制覇した11年は、国内リーグの平均観客動員数が増加したが、16年リオ五輪アジア予選で敗退すると、減少。11年の栄光と16年のどん底の両方を知る熊谷は、北朝鮮との第1戦を前に、リオ五輪の切符を逃した際の経験をチームに伝えた。「繰り返しちゃいけないという思いが強かった。女子サッカーの未来のためにも絶対に勝たないといけなかった」。今でも、WEリーグの選手は定期的にミーティングをして、女子サッカーの今後について意見を交わす。切実な思いを知るからこそ、第1戦の開催地がなかなか決まらない異例の事態が起きても、スコアレスドローに終わっても、くじけなかった。

 「なでしこジャパン」――。唯一無二の愛称は、04年アテネ五輪アジア予選で北朝鮮を破り、五輪出場を決めた3カ月後に誕生した。企業チームの撤退が相次ぎ、00年シドニー五輪出場を逃す悪夢を乗り越えた先輩たちの魂だ。だからこそ、指揮官は言う。「やはり、なでしこは世界一、金メダルを目指して進んでいく。選手が喜ぶ姿を見て、これからサッカーを始めたいと思う少女が増えてほしい」。今夏の大舞台で大輪の花を咲かせる。