ハリネズミとおいたんの、やや黄昏気味な日々 -2ページ目

ハリネズミとおいたんの、やや黄昏気味な日々

ハリネズミのハリ子と雷蔵とおっさんのたわいもない日常と奮闘記です。

大切な子、ハリ子お嬢が亡くなって、早2か月が過ぎました。
でも、心に空いた穴はぽっかりと空いたまま、特別だった彼女の存在は、今でも影を落としています。

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そしてケージはそのままに、

でも、残された2匹には大きな変化が!
一番変化があったのはナナちゃん!
触れあおうにも、中々お顔を見せてくれなかったあの子が、なんと!
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こんな、優しいお顔を見せてくれるようになり、お嬢が生きている頃はニガテだったお布団が大好きに!
先輩のお嬢姉さんに遠慮してたのかなぁ?
まだまだ、触られる事は嫌がりますが、大分、心を開いてくれたのかな?

そして雷蔵くん、
彼も、噛まなくなり、膝の上でくつろぐ様に!
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何という事でしょう!
私の悲しみに呼応するかの様に変わりました。まるで2匹で相談して示し合わせたかの様に励ましてくれます。
これはこれで、泣けるほど嬉しい事ですが、ハリ子のかわりにはならない。
わかってはいるんですけどね。

同日に亡くなった子のいるフォロワーさんのところも、最近、亡くなった子のいるフォロワーさんのところも、新しくお迎えする子が決まり、亡くなった子の仕事の早さに感動てすが、うちのお嬢は仕事しない!(;_;)

まあ、彼女の事なんで、私の膝の上は誰にも渡さないつもりなのかも?ですが、笑

少しずつ立ち直るつもりで、毎日2匹のお世話を愛情込めてして行こう。

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おいたん!元気出して!
私たちがいるよ!

そんな声が聞こえてくる毎日です。
皆さん、こんばんわ。
昨夜は皆さんにまで悲しい思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。

沢山のお言葉を頂き、飼い主はハリ子共々、感謝する事しきりです。

さて、昨夜の続きですが、
お嬢様が亡くなった日の朝、彼女を箱に入れてあげ、無事にお空へ上がれるように、般若心経の写経を添えてあげました。

そして、仕事を早めにきりつけて、亡骸を市の斎場(火葬場)へ持ち込みました。
そこは有料で、動物火葬もしてくれます。
ただし、遺骨は拾う事は出来ません。

ハリ飼いに限らず、愛するペットの遺骨を残される方もみえます。
実は私も考えました。
でも、この先、嫁も子供もいない私にもしもの事があった時に、お骨が粗末に扱われるのは、とてもじゃないが、忍びありません。
そこで、市の斎場に決めました。
ここには、動物供養の碑があり、ここに納骨されます。
そして、年に数回供養がされるとの事。
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これがその、供養塔です。

その後、帰宅して、2匹のお世話。
心にはポッカリと穴が開いたまま。
沢山のお悔やみを頂いたので、お礼の返信ツイート。

そして、フォロワーさん達からの、暖かい励ましの言葉、そして、何より感激したのは、フォロワーさん達から頂いた、亡きお嬢様のイラストの数々。
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本当に、感謝です。

まだまだ、飼い主の心に開いた穴は、塞がりませんが、ナナと雷蔵のためにも、頑張らないと。


みなさん、お久しぶりの更新です。
前回の書き込みで、ご存知だとは思いますが、ハリ子お嬢様は、痛恨の乳腺腫瘍が見つかり、2週間の投薬となりました。

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病院へ行く前のお嬢様。

実はこの2週間のあいだに、かなり進行してしまい、腫瘍も肥大化、そして、後ろ足に麻痺の兆候。

あいにく、飼い主も仕事が忙しく、病院にも連れて行けない。

そこで、病院に電話して、先生とお話し。
前回細胞診で見つけた異常細胞はほぼ悪性のものとのこと。そして、乳腺は転移もしやすい場所だという事、摘出してからの再発の可能性は決して低くはないと言う事。
後ろ足の麻痺の兆候はあまり良く無いと言う事。
電話を終えた後、泣きました。
あくまても、処置をするか否かは飼い主さん次第だと言われた。

3日ほど、眠れず悩みました。
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「あたち、大丈夫やよ!」

そして、決断しました。
100パーセントじゃないなら、手術は止めよう。この子に何度も苦痛を与えることは、出来ない。
ましてや、体力的にも、多分もたない。
ここから先は穏やかに、この子と最後まで一緒に居よう、と。
おそらく、賛否両論あるかと思います。
飼い主のエゴだと言われる方もいらっしゃるとおもいます。
でも、決めたんです。
新年を迎え、後ろ足は完全に麻痺、お腹も腹水のせいか、かなり膨れたかんじに、そして、左目の下が腫れ、目ヤニが出始めて、見るからに痛痛しく、食もかなり細くなってしまいました。
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「おいたん、心配しないでね」

もう、自力では食事と、排泄が厳しい状況でした。頭と勘のいいお嬢様は、仕事から帰って抱っこすると、食事と排泄をなんとかしてくれて、その度に奇跡を祈りました。しかし、お腹のソレは日に日に大きくなっていくみたいでした。
そして正月も過ぎたある日、帰ると、お嬢様の呼吸がおかしくて、もうダメかなと、抱っこ、覚悟を決めて、暫く見守っていると、何事もなかったように、いつものお嬢様に、飼い主大泣きでした。

それから、1週間ほどで、その日はやって来ました。
お嬢様の状態はいつもと変わりが無かったのに、朝から無性に気掛かりで仕方なく、その日は、昼食も自宅へ、そして夕方帰宅して、排泄と食事、そして日課のおいたんのお布団の中へ、いつもだと、真夜中の決まった時間まで起きてこないお嬢様が、その日に限ってすぐに、出て来る。
仕方が無いので抱っこ、暫くして、異変に気付く、お嬢様、手足が冷たく、全身に力が入らない。
慌てて暖かくして抱っこ。
お嬢様も最後の時がわかっていたのかな?
いつもだと、絶対にしないウンチとシッコを盛大にお布団の中で、、、笑い泣き
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もう、静かに呼吸しながら、飼い主の事を見つめる事しか出来ない状態に。

今度ばかりは本当にダメかも知れない。
全てを投げ出し、お嬢様にずっと付きっきりになる事を決める。

何も言わず、ただただ飼い主をじっと見つめるお嬢様と心で会話。
そして、最後の時が、五分程、あえぐような呼吸して、最後に大きくあえいで、息を引き取りました。
平成28年1月19日午前1時25分永眠。
すぐに、逆立つ針を撫でて寝かせ、開いたままの瞼を閉じてあげ、身体を綺麗に拭いてあげ、大好きだった寝袋に寝かせてあけました。
そして、住み慣れたケージの中を掃除して、静かに寝かせてあげて、お水とご飯をおあてあげました。
氷をかき集め、袋に詰めてケージの温度が上がらないようにして、一息。
飼い主の涙腺がここで一気に崩壊。声をあげて泣きました。
人間でいる事を諦めようと考えていた荒んだ心の時に出会った子でした。
そしてこの子に出会って、生きる事の大事さ命の大切さ、全てが変わりました。
私の心を限りなく浄化してくれました。
きっと飼い主のために寿命を浪費してくれたんだと思います。

そして、ツイッターの仲間達にも沢山の勇気と、温もりを頂き、いくら感謝しても、感謝しきれないほどです。

亡くなったあとの写真を撮る事も賛否両論ありますが、私はあえて、この子の最後も
残しました。
見たく無い方はここで閉じていただいてもかまいません。
















翌日、市の斎場に持ち込む前のお嬢様。


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また、戻っておいでよ。いつでもいいからね。おいたんは待ってるよ。
ありがとう。ハリ子お嬢様。