山種美術館2
誤字脱字が多くてすみません。
タイトルが前回の続きなので、山種美術館に少しだけ触れておきます。
去年、山種美術館で『川合玉堂展』の展示がありましたね。
今回は2,3はあるだろうと楽しみにしていましたが、
『渡頭の春』一点のみでした。
以前の記事に書いているかもしれませんが、
自然を愛する皇后陛下は、玉堂を敬愛します。
そして、そんな皇后がお泊りになる部屋に飾る絵を
父が選び、飾ったこともあります。
勿論、玉堂の絵です。
玉堂については、またの機会に記事を書こうと思います。
4/26からは佐伯祐三・小出楢重・速水御舟・川端龍子メインの
展示会です。
佐伯祐三については以前、ちらっと触れました。
http://ameblo.jp/globular-cluster/entry-10080239455.html
次回の展示会も行きます
さて、昨日書きたかったことの続きです
この後、美術書や絵葉書を購入して、元来た道を歩き始めました。
緑と青空が眩しく美しい日でした
ふと小道を見ると、そこには、警備員に道を聞いている方がいらっしゃいました。
私の祖父と似たようなお歳でしょう。
場所が分かったので、声を掛けて
一緒に歩き、他愛のない会話をして見届けました。
そして、
何気なく緑に目を向けると、花粉症なのに、もっと深く入って見たくなりました
普段は花粉症のため、例え桜が綺麗でもわざわざ見に行きません。
それに、もう桜は散ってしまってます。
しかしながら、緑の綺麗さに心を奪われ、カメラを撮り出し、
川沿いを歩きだしました。
咲きかけたタンポポを見つけて、なんだか嬉しくて、柵を越えて写真を撮りました。
そして、帰ろうと腰を上げ、歩み始めると5mほど先に、こちらの方向へ向かって歩いてくる
すら~っとして上品で綺麗な女の人が私のことを見ているような気がしました
私がカメラを持って怪しいから見ているのかと思ったのですが、
やはり私の目だけをじ~っと見ていて・・・
なんだか懐かしい顔を見たような気になった瞬間、
「○○○ちゃん?」と言われました。
そうなんです、4年振りくらいの再開だったのです
この日は、花粉症のため、私は大きなマスクをしていて、
目だけしか露出していないような感じでした。
当時は、私はパープルやグリーンのカラコンをしていて、
メイクも服装も違えば、髪型も違います。
彼女は私より10歳近く離れているのですが、本当に親しくしてくれて、
妹のようにも、そして私をお姉ちゃんのようにも接してくれました。
彼女には本当にお世話になっていて、いつかまた会いたいと思っていたのです。
お嬢様で、一人で喫茶店にも入ったことのない彼女は、カクテル一杯で
酔ってしまうほどで、帰りが心配になることもありました。
それでもってMAXMARAが似合う大人の女性でも、純粋で、美しい女性でもあって、
私は大好きでした。
彼女がMAXMARAなら、私はSPORTMAX、いや、MAX&co.でしょうか。
いや、SPORTMAX、MAX&co.にも失礼です。
普段言えないような心温かくなるような言葉をスラスラと言えてしまう
彼女は私の憧れでもありました。
気の遣いようも真似できません。
腹を割って悩みも打ち明けてくれ、信用されたようで嬉しくなったときもありました。
前回彼女と会ったときも、こんな感じで彼女が私を見つけたのです。
たまたま仕事帰りの混雑している6時過ぎに、池袋に寄って、
デパートに入る瞬間、擦れ違った彼女が私に気が付いたのです。
今回も、私が仕事を休んでまで一年振りに九段下に行かなければ、
会えませんでした。
美術館の帰りに、本や葉書を買ったり、もう一枚葉書を追加で買いに戻ったり、
トイレへ行ったり、携帯をいじったり、道案内をしたり、気まぐれでフト写真を撮ったり、、、
そんなことをしていなければ、会えませんでした。
彼女が半休を取って友人と食事に行かなければ
会えなかったでしょう。
数秒違っても会えなかったでしょう。
彼女は、心から喜んでくれて、近々また食事をすることになりました。
とても嬉しい一日でした
私は筆まめではなく、連絡を経ってしまうこともあるのですが、
会いたいと思い、縁があれば、こうやって会うことがよくあります。
大袈裟かもしれませんが、そのときの感動はずっと忘れません