日本人が学ぶ第二言語TOP3は
恐らく「英語」、「中国語」、「韓国語」。
私の発音の生徒さんも、多くは「英語」が第二言語です
(第一言語は日本語)。
ただ、あまりないケースですが、
フランス語を第二言語として学んだ方を
担当したことがあります。
料理関係の方で、フランス語圏での滞在経験が豊富。
私もフランス語を少しかじったことがあるので
きれいなフランス語が羨ましかったのですが
英語を学ぶ上では、とある課題が・・・。
それは、フランス語風の英語になってしまうこと。
例えば 、接尾辞"-tion"で終わる単語
addition
attention
station
接尾辞"-rant"で終わる単語
restaurant
immigrant
ignorant
ほんの一例ですが、英語とフランス語で
同じスペリングの単語は結構あるんですね。
前述の生徒さんは、英語でrestaurantを発音する時に
フランス語:レストローンㇳ
となってしまう癖がなかなか取れず、苦労されていました。
・・・・・
以前、在英10年のフランス人の友人が
「イギリス人の同僚にフランス語訛りって言われる」
と切れ気味(卑屈気味?)に話してくれたことがありました。
「問題なく仕事してるんだから、気にすることないよ」
と私なりに励ましたら
「そうだよね。だって、僕はフランス人だし」と一言。
"Becuase I'm French."
という言葉を、彼以外にも何度聞いたか!
要するに、「訛り」や「方言」は決してネガティブなものではなく
その人のアイデンディディの一部。
コミュニケーションが取れていて、本人がそれで満足ならば
無理に消すこともないとも思うのです。
発音コーチとしては、ジレンマを抱えるところですが
これも以前ここで書いたWorld Englishesと繋がっていて
どういう英語を話す自分になりたいか(=理想の自分像)
相手にどう見せたいか(=アイデンディ)
相手からどのような反応を得たいか(=周囲からの認知・承認)
こうした点が重要になると思います。
「ネイティブのように英語を話して、カッコいいと思われたい」
と思うならば、発音をみっちりやるべきだし
「フランス語風の英語を話すのも自分」
という人ならば、間違った意味に捉えられそうな場合や
コミュニケーションに支障が出ない場合は、多少おおらかでもいいと思います。
目標が異なれば、学習方法やコーチング内容も変わってきます。
とはいえ・・・
フランス語 ➡ 英語
英語 ➡ フランス語
この両国は歴史的にも関係が深いし、言語間の距離も近い。
なのに(だから?)、発音が紛らわしい。
私はフランス語のR発音が苦手なので
英語が第二言語で良かったのかも☆
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