いよいよ山寺に登ります。山形旅行のメインイベント。
登山口に到着しました。山寺は、正しくは宝珠山立石寺と言い天台宗の山です。
ふー。ここから1070段の階段を登らないといけません
80段くらい登ったところに根本中堂が。
正面の建物は、国指定重要文化財。1200年前に天台宗比叡山延暦寺から移された不滅の法灯が今も灯されています。
芭蕉句碑
閑さや岩にしみ入る蝉の声
山寺を訪れた松尾芭蕉の句なんです。あの有名な句がここで書かれたとは
山門
山寺への入り口。ここから階段は800段あります。まだまだある
巡拝料は1人300円。山形に来て初めて入場料を取られたかもしれません
1段1段登ると煩悩が消滅するそうな。
ほんと、私の煩悩よ、どうか消え去っておくれ
確かにこの景色を見ながら無心で上がっていくと何かが変わるような気もする。
精霊がやどっていそう。
仁王門
1848年に再建された門。
左右の仁王尊像には「邪心をもつ人は登るな」というメッセージが込められているのだとか。
私、登れないね~
あと640段。
減ってる気がしない
石段がまだまだ続きます。
開山堂
立石寺を開いた慈覚大師円仁を祀るお堂です。
ここでの景色が素敵だった~
この景色を見るために登っていると言っても過言ではないのかも。邪念がなくなった気がするよ。
そして、そして、、、。
ヒーヒー。やっと登り切りましたよ~奥の院に到着
この数字が見れるのを心待ちにしていました(それ自体が邪心じゃないのか)
右の建物が奥之院ともいわれる如法堂。
慈覚大師が、中国から持ち帰った釈迦如来と多宝如来を本尊としています。
大仏殿
高さ5メートルの金色の阿弥陀如来像を安置されていました。写真撮影はNG
無事に登れたということで、すぐにこの後、また同じ数の階段を下りました。ってかここに住んでいるお坊さんとその家族は毎日毎日この階段を登っているのですね。それが日常だから何も思わないのかもしれませんが。
もう足はガクガクでした煩悩を消滅させるのも大変だ。
つづく