あけましておめでとうございます鏡餅とは、言い難い始まりになりましたね。本年度もどうぞよろしくお願い致しますニコニコ飛び出すハート


昨年末はぎりぎりまで仕事が忙しかったことを言い訳に、今年の(もあせる)お節は手抜きで、元旦は、奈良へ初詣に行きました。


11時半頃、奈良に到着。ならまちをぷらぷらと歩いてランチをどうしようかと物色。


レストランに入りたい派と食べ歩きをしたい派で家族3人で多数決。レストラン派は、私のみで食べ歩きに決定凝視


それにしても外国人観光客が多いです。あちらこちらから外国語が聞こえてきます。


最初に向かったのは、お餅屋さん「中谷堂」。高速餅つきで有名なお店。


噂の高速餅つきひらめき


よもぎ餅がびよーんと伸びるくらい柔らかくて美味しっよだれ


鹿全面推し!


中川正七商店の鏡餅や雛人形の焼き物がかわい過ぎて物欲を掻き立てるぅ。


一生使えば、元はとれる?など頭の中で電卓をはじいてみる。目の保養で終わりましたが。



娘は、お店の休憩スペースで置いてあった漫画「火の鳥」を読んでいる。おかげでゆっくり見れる。


京都は洗練された町屋というイメージだけど、奈良は昔のそのままの姿が今も残っている印象。観光地化され過ぎていない肩の力が抜けたようなならまちの素朴さがいい。


でも、素朴過ぎて、食べ歩きスポットは殆どなくて、食にありつけず驚き


無人販売のしめ縄がナチュラルで素敵かつ格安だけど、既に購入済みなので見送る。


右下の松などは、「自由にお持ち帰り下さい」と書かれている気づきこれでお正月の飾りを作りたかったな。


春日大社に近付いてくると鹿を発見。鹿の糞の臭いがし出すと、あ〜奈良に来たなと実感。



この時期の鹿は鹿せんべいをあげても、あれれれ、要らない?!

腰が引けている娘。


春日大社参拝の前に国宝殿へ。

関白や将軍達が、春日大社に奉納した刀剣が展示されていて、足利義満が奉納した刀剣があったり、貴族のステータスとなる装飾が見事な刀剣があったり。刀剣と一言で言っても、貴族と武士では持つ目的や装飾が異なることがよく分かりました。


『春日権現験記絵巻』の展示もありました気づき


春日権現験記2巻の二条関白事。二条関白が御所へ行く時に、剣を忘れたので、女房に取りに行かせると…。

(撮影不可だったので、春日権現験記図録より。以下同様)


牛車に乗っているはずの関白が、剣を膝の下に置いて部屋に座っているはてなマークはてなマーク超常現象泣き笑いまぁ、春日権現験記自体が、春日神の霊験なのでね。


春日明神が映し出した二条関白!?


もうひとつは、春日権現験記19巻の正安神鏡事。大和国の悪党らが春日大社の神鏡14面を奪って別野というところで立て篭もったため、悪党追悼のため興福寺の衆徒が決起にあたり春日大社で酒を飲み交わしている絵。


皆さん、お酒が入っているからか、神鏡を奪われているのに愉しげで和やかな様子泣き笑い切羽詰まっていないはてなマーク


図録には続きが載っていて、神鏡を取り返しに行き、取り返せたのは3鏡ダッシュ笑っている場合だったのー?!


春日大社には、偉大な神様が祀られ、人々に崇敬されていることがよく分かったのですが、国宝殿を出ると人、人、人無気力


春日大社参道は、先程より混雑していて列が動かない。どうやら入場制限をしているよう真顔先はまだ遠い…。何度か来ているので、早々に「やめとく?」と引き返す我が家。初詣のはずがあせるどうやら元旦に来るべきではなかったようオエー東大寺に行こっか。



気を取り直して東大寺大仏殿へ。こちらは、お寺だからかそこまで混雑しておらず。



石畳中央の黒っぽい石がインド産、その両隣のやや赤っぽい石が中国産、その両隣が韓国産、その両隣が日本産と仏教伝播のルートを表しているんだって。


仏花が正月仕様で晴れやか。


大仏様が座っている蓮の花弁の絵

落書きチックで可愛らしい。もちろんちゃんと意味があるのですが。


天井の格子は、正面から見ると奥まで同じ大きさに見えるように遠近法が用いられていて、実際は奥にいくほど格子が大きくなっている。横から見ると格子の大きさの違いがよく分かる。


くぐり抜けると無病息災、祈願成就のご利益があると言われている大仏殿の柱の穴。娘はするりとくぐり抜ける。ちょうど大仏様の鼻の穴の大きさと同じぐらい。

私も挑戦しようかと思ったのですが、私達の前に並んでいた小柄な成人女性が、くぐりながら腰あたりで縦に身体の向きを変えて、さらには最後、お連れさんに腕をぐぐぐっと引っ張って出してもらい、なんとかくぐり抜けられたのを見たら、やめておくことに泣き笑い


この穴は、陰陽道の鬼門にあたる北東に位置するため、邪気を逃す役割があるんだって。


大仏殿にいる時に、地震速報アラームが鳴りました。その後、揺れを感じ、大仏殿の柱がミシミシと軋む音がしばらく続きました。


ショップでは、パロディ商品にウケる。



帰りは、鶴橋で韓国料理や焼肉を食べて帰りました。

元旦で開いているお店は少なめ。


駅前にはキンパやキムチの自販機発見。


まずは、カンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)が食べられるお店へ。念願のカンジャンケジャンびっくりマーク


とーっても楽しみにしていたのに、げげ、とてつもなく塩辛いぞ驚きしょっぱーい煽り煽り煽り蟹の味どころではない。カンジャンケジャンと言えばこの店と言われているお店に行ったのにネガティブ熟成し過ぎ??お店や時期、漬け込み期間によって味が随分変わるのかな赤ちゃんぴえん楽しみにしていただけにプチショック赤ちゃん泣き


蛸の踊り食い昇天

口の中で、吸盤に頬の裏側が吸われるのが分かるよひらめき歯応えがあって、美味しかった。醤油があれば、なおよかったな。タレはチリソース(?)と胡麻油(?)だった。


焼肉屋さんへ梯子して、夫は焼肉、娘と私はユッケと冷麺をシェアという定番の注文で締め括り、帰宅の途につきました。


1月2日は義実家へ。お節やすき焼きを頂き、娘は親戚にお年玉をたんまりもらっていました。


お屠蘇(おとそ)は、清酒ではなくて、大晦日に漢方薬を清酒に浸しておくのですね。義母さんが作ってくれたお屠蘇。漢方の味で、太田胃酸みたいな味だったてへぺろ本来の健康長寿、来福だね。


義母さんと色々なお話を。夫が子どもの頃、冬休みは、問題集を選ばせて、1冊終了したらその問題集の値段分をお小遣いとしてあげていたんだって。義姉さんは、300円ぐらいの薄い問題集を選んで確実にこなして、お小遣いをどんどんゲットしていったけれど、夫は分厚い1000円ぐらいの問題集を買って結局最後までせずにお小遣いゲットならずだったと泣き笑い性格が出るねと


義姉さんと子育ての話。甥っ子君のゲーム・スイッチの時間を30分に決めているけれど、30分では短いらしく不満気な様子で、せっかくさせてあげたのに最後いつも後味が悪くなってなんだかなぁという話を聞いて、分かる分かる(娘の場合SNS)と思いながら聞いていました。とはいえ、この甥っ子君は優秀だけど。


思い出話をしたり、娘は従兄妹達と魚魚あわせカルタをしたり、ギターを弾いたり、楽しい時間を過ごしました。


義母さんや義姉さんは、着物が好きで、娘は義姉さんにささっと20分くらいで着物を着させてもらいました。姪っ子も着物。近くに初詣。

義姉さんは、海外赴任の時、着付けを外国人に教えていた。いいな。私の母も着物が好きなので、母から譲り受けた着物を着れるように時間ができたら着付けを習いたいな。ずぼらな私に着物の管理ができるかが一番心配だけど汗