これは我が家の食卓から隣の家を見た風景ですが、屋根のガターから草が生えているのが見えるでしょう。

実は、ほぼ同じ箇所に一年ほど前にも同じような草が生えてしばらく成長し、夏の乾季に枯れたのです。ですから今年の草は昨年の種が生き残り雨季であるこの時期に発芽・成長したのではないでしょうか。

 

隣家は新築なのでガターはそれなりにきれいだと思うのですが、おそらくガターに多少の埃が溜まっておりそこに草の根が張り付いているのではと想像します。それにしても、パースの暑い夏をガターの中で生き延びた種の強さに驚きです。それに、パースはこれから春・夏の乾季に入り、雨は月に1〜2度降ればいいくらいの気候になるのですが、昨年のように今年の草もこれから2ヶ月ほどは生きていると思います。驚異的な生命力です。

 

ということで、我が家の食卓ではこんな会話があったのです。

 

 

 

隣家(インド系の家族)の人は、このガターの草は屋根に登らないと見ることはできないので、おそらく草が生えていることは知らないでしょう。まさに「灯台下暗し」というところです。

 

ということは、隣家では我が家についてこんな会話がなされているかもしれませんね。

 

 

「灯台下暗し」は我々の身の回りのどこにでもありそうです。

 

オーストラリアの現在の失業率は3.4%で、これは1974年以来の低い水準とのことです。

ということは、,職を捜している人にとっては選択肢が増えるということで好都合なわけですが、雇用主にとっては反対に不都合のようです。

 

この写真は、西豪州の南にあるアルバニーという街の、あるマクドナルド店の求人広告ですが、「この店で働いてくれるのであればボーナスとして1000ドル(現在のレートで約9万5千円)あげます」というものです。もちろん就職期間の約束などの制約はあるとは思いますが、こんなことをしないと人が集まらないほどの人手不足ということでしょう。

 

 

この人手不足の状況でも失業中ということは、よほど仕事の内容や質を選びたい人か、もともと働く意欲が少ない人でしょうね。

 

北半球の皆様へのメッセージです