コロナ騒動でのせいでオーストラリアの経済はリセッション(景気後退)に入ったようです。
先日発表された失業率は7.1%と通常の5%台から上昇しています。
家の建築着工数も減ってきているようなので政府は景気刺激策として補助金を出すようです。国からは25,000ドル(約200万円)と西豪州政府からは20,000ドル(約160万円)が出るのでかなり大きな額となります。
これはパースのある建築会社の今日(6月20日)の新聞広告です。
これは、家の解体費用をこの会社が負担するから古い家を解体して新しい家を建てましょう、というものです。家の解体は通常25,000ドル(約200万円)かかるので大きな動機付けになります。
ただ、この建築会社の家は比較的高級で、建築費用は円建てで通常5〜6千万円以上となるので解体費用分はこの漫画の手法ですぐに回収できる、というのが会社の思惑ではないでしょうか。
ということで、これらの恩典は家を建築しようとしている人にとっては魅力的なはずで、オーストラリアはこれから建築ブームがくるかもしれませんね。
ただ、何にしてもブームが起きると人手不足や供給問題となるのはいつものことで、こうなる可能性もあるので気をつける必要はあります。