オーストラリア北東部にTownsville(タウンズビル)という人口約18万の町があるのですが、先週大雨で多くの家が浸水しました。何しろ、平均年間降水量が1100ミリほどの町に短期間で1000ミリもの雨が降ったのですから大変です。

 

 

この洪水中に、なんと大きなワニが街中で目撃されました。オーストラリアの北部にはソルトウォーター・クロコダイルと言う海に住むワニがいるので、おそらくこのワニは海からやってきたのでしょう。

 

 

 

 

 

今回の洪水ではこんな経験をされた人もいるかもしれませんね。

 

ちなみに、このタウンズビルという町は、ブリスベンの北部約1300キロにある町ですが、オーストラリアにおける最初の日本国領事館が1896年に設置されたのです。シドニーやメルボルンなどの大都市より先なのです。当時はバナナ産業などでの農業従事者や、ボタン用の貝採取でのダイバーなど、多くの日本人が働いていたので最初の領事館ができたようです。

 

また、このタウンズビルは太平洋戦争中の1942に、日本軍の空爆があったことでも知られています。でも、日本軍の空爆は、ダーウィン、ブルームなどの町にもあったことを知っている日本人は少ないでしょうね。