先日、面白い店の看板を見かけました。
これはハンバーガーなどを提供する食べ物屋さんですが、店の名前というか宣伝の文句が Y'NOT CHICKEN というものです。この ”Y'NOT” は” WHY NOT” を短くしたものだと思います。WHY NOT を発音するとワイナットと聞こえ、すなわち Y'NOT と書けるわけです。
Why notには否定的な意味で”何故、どうしてだめなの”というのと、肯定的な意味の”断る理由はないよね”という二つの意味があります。この店の Y'NOT CHICKEN は”チキンを食べようよ、断る理由はないよね”というニュアンスがあります。
普段の生活では、この WHY NOT (Y'NOT)はこんな場面で使われると思います。
猛暑の日本では、いくら仕事が忙しくてもビールを飲みに行くことを断る理由を見つけるのは難しいのではないでしょうか。
この Y'NOT (ワイナット)以外にも、実際の発音は短縮されて、綴りの通り発音されない言葉はたくさんあります。
例えば、thank you(サンキュー)の発音では、サンはほとんど聞こえなくてキューだけが聞こえることが多くあります。つまり日本語の”九”(キュー)とほぼ同じ発音です。
パースではバスを降りるときには多くの人がドライバーに Thank youと言って降りていきます。私も言うのですが、発音はほぼ日本語の”九”を発音する感じでやっているんです。