昨日の1月26日はAustralia Dayというオーストラリアの祝日でした。
1788年1月26日に、英国からの最初の入植者を乗せた船団がシドニー湾に到着したことを記念しての祝日です。
 
パースは昨日は気温が42度の猛暑だったのですが、多くの人は自宅の庭や公園などでバーベキューをしたことでしょう。
 
 
そこで、このバーベキューをしているオージーの身の回り品の出処を想像したのが上の漫画です。想像ですが、当たらずとも遠からずということでしょう。わかりやすいように豪州産のは赤字で書いてあります。
オーストラリアではもはや、外国産無しでは生活が成り立たないということでしょう。
 
先日、面白い漫画というかイラストを見つけました。
「Cartoons of Australian History」という本の中の漫画です。
 
 
これはBulletin というオーストラリアの経済誌に1914年に掲載されました。ヨーロッパで第一次世界大戦が始まった年です。
この青年(豪州生まれ)は現在無職ですが、”自由貿易主義”と今度の戦争のせいで職を失ったようです。左側に彼の持ち物の原産国が記載されていますが、ご覧のように、ドイツ、イギリス、フランスとヨーロッパが主です。
このころはまだ日本を始めアジアからの輸入物が少なかったようです。
 
オーストラリアの輸入品依存率の高さは昔からの伝統のようですね。