この鳥はmagpie(マグパイ)という、日本のカラスを少し小さくしたような鳥で日本名は、カササギフエガラスと言うそうです。パースではどこでも見ることができ、我が家の庭にもほぼ毎日のように来ます。

 

実は、このマグパイは春になると人を襲うようになるのです。

 

 

歩いている人や自転車に乗っている人に襲いかかり、実際にくちばしで傷を受ける人もいます。

 

これは、春にヒナがかえるので卵とヒナを守るために巣に近づく人を威嚇しているわけです。ですからヒナが巣立つ時期になるとピタッと襲撃は止まります。

 

私も何度か襲われたことがあり、息子も子供の頃に目をくちばしで突かれそうになったことがあります。

 

マグパイは自然や敵を破壊する人間の非情さを警戒しているのかもしれません。

 

 

この子供を守るという行動は全ての生き物にあることでしょうが、黒鳥にももちろんあります。

 

 

黒鳥の子供は可愛いのでつい近づいて写真を撮る人がいるのですが、こんな風に威嚇されて逃げることもあります。

 

さて、このマグパイの襲撃に対する対応には限りがあるのが現状で、

 

 

巣がある場所には近づかないようにし、家の近くに巣がある場合は、外出を控えるしか方法はないようです。