今日(3月25日)の金曜日からオーストラリア、というか世界中の多くの国では4日間のイースターホリデーです。
イースターは、十字架にかけられたイエス・キリストが3日目に復活したことを記念した、キリスト教にとって最大の祭事です。

そこで、今日はイースターにちなんだ習慣の一部を紹介しましょう。



イースターが近ずくと、スーパーではこのようなウサギや卵型のチョコレートがたくさん販売されます。
卵は復活の象徴です。いろんな色に塗られたゆで卵を庭に隠して子供に探させる、というゲームがあるそうです。

ウサギは多産と繁栄の象徴です。でも多産となると、、、




ねずみさんからこんなクレームが出るかもしれません。

         妊娠期間       一度に産む子の数
ねずみ     18~20日       6~8
ウサギ       約30日       3~6

妊娠と妊娠の期間(妊娠していない期間)が問題ですが、この期間が双方同じとすればねずみの方が多産のようです。一年間に100匹産むことも十分可能ということです。



いずれにしても、イースターホリデー中はこのねずみさんのように、食事後にチョコレートを楽しむ家族が多いことでしょう。

今日の金曜日はGood Friday(聖金曜日)と呼ばれる、キリストが処刑された受難の日です。それを記念して肉類を食べない習慣があります。日本の精進料理の感じでしょうか。
それで今日は何を食べるかというと、魚です。ということで、昨日は魚屋さんは一年で一番忙し日であったはずです。

我々はキリスト教徒ではありませんが、このGood Fridayの習慣に準じて、昨日はヒラマサとサーモンの刺身を買ってきました。今日はその刺身と先日日本から持ち帰ったとっておきの日本酒でリッチな夕食を楽しもうと思っているところです。