オーストラリアは喫煙撲滅の急先鋒の国で、飛行機内やビル内の全面禁煙は世界でも最も早くから開始した国の仲間です。おかげで今では喫煙率は約12%とかなり低くなっています。
(日本の成人男性は約30%)
ただ、喫煙率低下が国民の健康度の向上につながっているか、といえば疑問があるようです。

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先日の新聞にこんな記事がありました。"Fewer smoke but we're not healthier"(喫煙者は減っているが、我々は健康になったわけではない)つまり、喫煙率は減少しているが、肥満や糖尿病が増えたためにかえって国民の健康度は落ちている、ということです。

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つまり、こんな人が増えているのでしょう。


しかし、政府のタバコ撲滅作戦は続けられています。もっとも手っ取り早い方法は、タバコ税の増加による値上げです。30本入が約2千円(約20ドル)と今でも高いのですが、これが近々3千円、つまりタバコ一本が約100円になるというニュースを聞きました。

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私がタバコを吸っていた貧乏学生の頃は、こんな感じで友人にタバコをねだることは日常茶飯事でしたが、


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こんなにタバコの値段が上がると、こうなるかもしれませんね。