ご無沙汰しています。ながーい日本での休暇を終えてパースに帰ってきました。
パース国際空港での通関では、オーストラリア人とニュージーランド人は私のような外国籍人とは別のカウンターに並びます。外国籍用カウンターの列の方が長いようで、オーストラリアの多民族化を象徴していると思いました。
実は、オージーとニュージーランド人の列が短いのは、彼ら用に Smart Gate (スマート・ゲート) という係員無しの自分で通関できる機械が設置されおり、半数近くの人が利用しているためでもあるのです。どのようなシステムなのかはよく知りませんが、機械がパスポートと本人の顔を識別しチェックするのです。数年前から導入されているようで、海外旅行者の増加に対応しているのでしょう。
日本ではサラリーマンの給与は長年下がる傾向にあるようですが、オーストラリアでは景気がいいためか給与は上がっています。この無人通関システムは人件費の増加に対応する意味の方が大きいのかもしれませんね。
日本で同じようなシステムが稼働しているのかどうかは知りませんが、海外旅行者の待ち時間の短縮化と空港の作業効率向上につながるのであれば、積極的に導入してもらいたいものです。
今回私が利用した博多国際空港には、このようなシステムは存在していませんでした。