イギリス、グラスゴーに住むある家族がパースへの移民を考えており、パースを訪問し視察している様子をイギリスBBCが取材をしているのが、パースの新聞に書いてありました。下記がその新聞記事です。
この一家のご主人アランさんは電気技師で奥さんは助産婦です。新聞記事の右側にパースとグラスゴー(イギリス)の物価と給与の比較が載っていますが、西豪州パースでは電気技師の平均給与が約11万ドル(85円換算で約925万円)と非常に高いのでびっくりしました。
新聞に載っている物価と給与の比較:(表示は豪州ドルで現在の換算レートは1ドルが約85円です)
(都市間物価比較) グラスゴー パース
コービー 3.20 4.00
ミルク1リットル 2.05 1.25
卵12個 3.35 3.30
レタス 1.45 1.50
ポテト 1kg 1.10 1.60
映画館入場料 11.25 17.50
電車料金 3.25 3.80 (片道料金となっているがどこまでかは不明)
(年間給与 比較) イギリスの平均 西豪州(パース)の平均
助産婦 42,200 (約360万円) 67,240 (約570万円)
電気技師 40,115 (約340万円) 108,900 (約925万円)
西豪州は地下資源開発ブームが続いており、電気技師や配管工などの専門職人の需要が高いのが高給の理由でしょう。これくらい職人の給料が高いと、海外の職人はオーストラリアへの移民を検討するはずですね。
あなたが職人ならオーストラリアへの移民を考えてはどうでしょうか。今がチャンスですよ。
でも問題はこのマンガの主人にように、パースののんびりした環境でどれだけバリバリと仕事ができるか、ということです。パースでは高給や昇進にはあまり興味が無く、適当に働いて食えればいいではないか、という気持ちの人が割合多いようです。これは一種の風土病のようなもので、私もこちらに来てから3年目くらいに発病し、それから20年以上経った今では完全に慢性化し治療困難のようです。