(パース・マンガ日記)


インドネシアでの牛の賭殺方法が残忍だということで、オーストラリアからインドネシアへの生きた牛の輸出が数週間前から禁止されていましたが、先週末にやっと解禁になりました。


輸出が止まるとインドネシア用に牛を飼育している牧場にとっては死活問題であり、牛が牧場にとどまることで餌代がかさむという理由で、牛を牧場で射殺するという牧場も現れて、大きな社会問題となったので、政府も解禁せざるを得なかったのでしょう。



オーストラリア・パース在住漫画家のブログ-570


我々素人はインドネシアがダメならオーストラリア国内市場に肉牛として流通させばいいではないか、と思うのですが、なにしろ今回該当する牧場の多くははオーストラリア北部にあり、パースなどの都市から2千キロ以上も離れた場所なので牛の移動や賭殺場所などいろんな事柄がからみ簡単には事が運びません。


今回の騒動でインドネシアでの賭殺方法が多少は改善されるでしょうが、それがどこまで改善されるかは興味があるところです。



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