これは我が家の写真ですが、前庭に生えている高さ15mほどのユーカリ木が何かのビールスによって枯れてしまい茶色になっているのです。この木は15~6年前に息子が小学校から苗木を持ち帰ったのを植えたのですが、せっかくここまで大きくなったのに残念です。
伐採の必要があるのですが、この木がある前庭の一部は我が家の土地であっても市の管理下にあり勝手に木を切ってはいけないのです。通常は家の前の道から3~4mが市の管理下になりますが、これは地区によって違います。
そこで市に連絡をして市の下請け業者に伐採してもらうように依頼しました。費用は市が見てくれます。これくらいの木だと伐採すると4~5万円はかかるのでその点は助かりました。
市に木の伐採を依頼して5週間ほどして(今週の月曜日)やっと業者が伐採に来てくれました。
木を切るのは比較的簡単ですが、大変なのはその木の処理です。写真のように大型のchipper/ shuredder と呼ばれる粉砕機でチップ状にするのです。粉砕機に木がズルズルと飲み込まれてゆく光景はまるで大蛇がえものを飲み込むようです。
木を伐採しチップにしてブロアーで道路の掃除までしてくれた全作業にかかった時間がたった20分ほどですから、何事もスローなオーストラリアにしては上出来です。でも作業が市に依頼してから5週間もかかったのですからプラマイ・ゼロというところでしょうか。