知り合いが塀に落書きをされました。月曜の朝起きて気がついたので日曜の夜にやられたのでしょう。
この英語ではgraffiti(グラフィーティー)と呼ばれる落書きはここ10年ほど前から電車やバス、その停留所、白っぽい塀や壁に描かれているのをよく目にするようになりました。我が家の塀にもこの10年で3度やられました。そのつど区役所に連絡して水圧洗浄機で消してもらいました。区が無料でやってくれるのですが、パース市全体では相当な経費がかかっていると思います。
落書きの犯人は自分たちを芸術家だと思っているようで、自分の作品をできるだけ多くの人に見せたいために人目につく場所に落書きをします。彼らは自分の落書きには何らかの印を付けるので、仲間内にはだれの作品かがすぐにわかるのだそうです。また落書きは、その場所が落書きをするのに困難であればあるほど仲間内での評価が上がる、ということで競争意識をもって落書きをしているそうです。競争意識はいいのですが、そのエネルギーをもっと建設的な社会貢献の方に向けてもらいたいものですね。