「カラオケ行かない?」
そう、3人はカラオケ
が大好き。
カラオケに行ったのが23:30。
もちろん、このままこの日は朝までカラオケだった。
(そんなこともあったなー)
ちなつは思い出しながら、
記憶はそれから2年後に進む。
そう、それはつい昨年の4月だった。
青山 健二との
運命的な再会をしてしまったのだった。
3年前、名刺を渡されたまま、ちなつは連絡を取るべきか
どうするべきか迷ったまま、
月日は流れていた。
それでも、ちなつの中には彼のあの素敵なまなざしが
はっきりと残っていた。
それはトラベルジャパン社への
営業へ行った時のことだった。
ここの会社とは特に大きな取引もなく、
いつもコンペで負けていたのだが
担当者の嘉藤さんとは
ある程度会話もざっくばらんにできる関係にはなっていた。
いつもは嘉藤さんと二人で
打ち合わせをするのだが、
その日はなぜか彼の横にもう一つコーヒーが
置いてあった。
前の打ち合わせの時から
その日は嘉藤さんの上司を紹介したいと
言っていたのを思い出した。