おっさんばかりに囲まれていたのに、、、
「かっこいい青年
」
怒りの沸点も一瞬で冷めてしまった。
なんて単純な私![]()
ただかなり強く踏まれてしまったので、
彼も相当心配している様子。
彼は営業で急いでいるようで、
名刺を渡して申し訳なさそうに去っていった。
名前は青山健二。
青山との出会いが実は大きなものだったとは、
このときちなつは知る由も無かった。
その運命的な再会はまだずっと先のことである。
さーそんなこんなで結局遅れてしまった商談は、
やっぱりというか、当然というか、うまくいかず、
「時間って重要だよな~」と初心に返りながら
会社に帰った。
良いこと言えば、爽やかな青年と出会えたことぐらいで、
今日はイマイチだったなーと思って、私は同僚を誘い、
銀座のよくいくダイニングバー「ソガワ」に向かった。
28歳の私と、後輩の田中進(26歳)、今田麻希子(27歳)、
3人でくだらない話と会社の悪口とで盛り上がっていた。
そんなにお酒の強くない3人は、
意味もなくお祝いをする傾向があり![]()
シャンパン(グラン・ヴァン・シニャチュール)を嗜み、
完全にご機嫌だった。
現在23:15
ちょっと落ち着いた頃、
麻希子がこんなことを言い出した。