東京は快晴、良い天気です。
朝からジムで1時間ほどトレーニングして来ました。
さて、今日のニュースで気になったものを下記します。
●トランプ氏来月下旬会談
安倍晋三首相とトランプ次期大統領が来年1月27日に米国で会談するそうです。
トランプ氏は1月20日大統領就任予定なので、就任後僅か1週間で面談と、異例の早さですね。
焦点はトランプ氏が離脱の意向を示す、環太平洋経済連携協定(TPP)や米軍駐留経費の負担でしょうか。
上手い関係でやって頂きたいです。
●ロシアの情報工作懸念
オバマ米大統領は16日、ロシアのプーチン大統領に対しサーバー攻撃を継ぐければ報復措置をとると9月に警告していた事を明らかにしたそうです。
米国以外にも11月には欧州連合(EU)の欧州委員会のネットワークが11月に攻撃を受けたり、11月末にはドイツテレコムへの攻撃の結果90万人規模の市民がインターネットへの接続を遮断されたそうです。
米大統領選挙にロシアが介入したとする米中央情報局(CIA)の結論を「ばかげている」と一蹴したトランプ次期大統領ですが、大統領就任後にどの様なサーバー攻撃対策を掲げるかに注目です。また、この様な動きを受け、サーバーを守る強固なソフトウェアの需要が伸びるかもしれませんね。
●米国の就業率
米国では25~54歳の男性の就業率が1948年の94%から2015年には84%まで低下しました。働き盛りの男性の6人に1人が職についていない計算で、先進国の中でも異例の状態です。
今後はトランプ大統領によるインフラ拡大や一部製造業の海外への移転反対措置といった就業のプラス面もある一方、人工知能(AI)やIOTを用いた技術の普及により、低付加価値な職業に従事する労働者の仕事は確実に減るでしょう。知的労働者(ホワイトカラー)だからといって安泰は無く、アナリストや会計士の一部業務でさえもAIにとって代わる可能性はあります。今後は、一定の知識や経験を元に、人間とのコミュニケーションを伴う仕事に従事する事が重要だと感じます。
●ミャンマー ロヒンギャ巡り混迷
ミャンマー西部ラカイン州で、少数派イスラム教徒ロヒンギャへの人権侵害が深刻化。過激派掃討を口実にする国軍の攻撃で多くが隣国バングラディッシュに逃れ、兵士による集団虐殺も疑われています。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は「民族浄化」と批判するなど、国際社会からの批判がアウン・サン・スー・チー国家顧問に集中。スー・チー氏は「報道は誇張されている」と発言。野党党首時代からスー・チー氏は多数派仏教徒の反発を恐れロヒンギャ問題への言及を避けてきましたが、一連の言動の背景には3月末に発足した新政権を軌道に乗せるため、国軍との協調を優先せざるをえないとの現実的判断がありそうです。今後国際社会の評価が損なわれればスー・チー氏の求心力は低下し、国軍を統制する力も失われるでしょう。
この問題が最終的に招くものは現地通貨(MMK)の下落でしょうか。ヤンゴンに問題が及ぶことは無いと思いますが、思わぬところでデモがあるかもしれませんので、気を付けて行動したいと思います。