こうして被災地を訪れることは
賛否両論あるかと思います。
私が行って何もできるわけではないのはわかっています。
色々言う人がいるのもわかっています。
でも私は
とにかく友人に会いに行きたい、
今年中に今の輪島を見ておきたい。
その一心で行ってきました。
何か言う人がいたとしても気にしない。
飛行機が飛んでいて、すぐに行けるのだから。
いま輪島へは羽田から一日1便しか飛んでません。
（もうすぐ2便飛ぶようになるようです）
なので日帰りが難しく
朝行って翌朝帰る旅程にて。
あのさ
いつも思うんだけど
国内線で2回もらうこの紙、要らなくない？
もうチケットは携帯のQRコードになってるのに。
そのうちなくなるでしょーー
飛行時間は1時間。本当にあっという間です
蔦屋漆器店の女将、佳子さんと再会し、
早速今の輪島を見せてもらいました。
壊れたお寺。
灯篭も薙ぎ倒されたままになっています
本当にひどい
自然の爪跡だらけ
石畳も剥がれてしまっています
地震の時は
自分が飛ばされないようにするのがやっとだったそうです。
しばし輪島の街の現状をご覧ください
地震から一年が経過している今の状況です
この現状をこの目でしっかりと見て
心に焼き付けることができて本当によかった。
テレビで見ているだけでなく
肌で感じる
実際に体験した人のお話を聞く。
これが許されるのなら、
フットワークが軽いのが私の取り柄なので
輪島に行こうと。
輪島は
海と山にか囲まれた街。
なので人が住める平地というのがとても少ないのだそうです。
輪島には津波が来なかったのは
海岸が地震で隆起したからだそうです。
そのおかげで、海岸線が以前より随分とおくになったそうです。
ランチにたどり着いたのは
私が行きたいと希望した杣径（そまみち）という食堂。
赤木明登さんという輪島の塗り師さんが経営する食堂。
本当は月曜日がお休みなのに
蔦屋の佳子さんが開けるように頼んでくれました。
ありがとうーーー
料理人の北崎さんが作る料理は全て優しくておいしくて。
北崎さんと一緒に写真撮るの忘れました。
別の場所で、
宿も提供する杣径をやっていましたが、
そちらはいま地震で使えず。
場所を移して営業しています。
私たち2人のために開けてくれてありがとうございます。
本当に素敵な店内です。
輪島にもっともっとたくさんの人に来ていただきたいです。
ただ、今はまだ受け入れの宿がないそうです。
解体などの建築業者さんが押さえているため。
宿が復活してきたら
生徒さんとか行きたい人連れて行きたいな。
あ、
飛行機が2便就航したら日帰りもできる笑
弾丸日帰りについてきてくれる人がいたら是非。
キッチンも見せていただきました。
こういうキッチン大好き。
使いやすそう。
オーナーの赤木さんは
お隣の壊れたお家も購入したそうです。
窓から見えるこちら。
杣径の中はPeaceですが、
外とのギャップが。
赤木さんはきっとこの壊れたお家を建て直し、
何かにされるのでしょう。
こうしてひたすら前をみて頑張る輪島の人たちがいます。
もちろん漆を使ったもの。
へぎ板素敵。
まず最初に白湯が。カラダに染み渡る。
滋味深い野菜料理。
全て地のものです。
おから、れんこん、カリフラワー、黒豆、紫キャベツの酢漬けなどなど。
全て美味しい。
ぶり大根。
大根はウコンで黄色くおめかし。
ぶりがふわっと軽く煮てあり、上からあんがかかっています。
このお汁は
めぎすというお魚をすり身にしためぎす団子。
普通はネギやつなぎとなるものを入れるそうですが、
めぎすと塩だけでつくっているそうです。
美味しい。
ご飯もすごくおいしかった！！
なんだっけ、品種聞いたんだけど忘れた。
ほっこりと美味しいお茶とともに。
料理人の北崎さんは
現在お一人でこのお店の上に住み、この食堂を切り盛りされています。
ご家族は金沢にいらっしゃるそうです。
本当にすごい。
こんなに美味しいものをお一人で作って頑張っています。
もっとたくさんの人にいらしていただきたい。
左が杣径、右が赤木さんが購入されたお家、
こちらが今後どうなるのか楽しみですね。
輪島レポ、まだ続きます。
輪島の美味しいものをご紹介します。
お楽しみに！
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