私は自分が小さい頃、

塗り絵が大好きでした。




自分が好きなものは

子どもも好きに違いない、


という間違った価値観を

その時は持っていました。




ムスコが

2歳か3歳のころだったかな。



イギリスに住んでいたころ。




一人目ということで、

子育ても手探り。




自分を基準にするくらいしか

方法がないので、


私は自分が好きだった塗り絵を

ムスコに与えました。





イギリスの塗り絵!



日本のそれとは違いましたが。



塗り絵好きの私は

ワクワクしました!!!!




ワクワクしながら、

ムスコに塗り絵の紙と色鉛筆を

わたしました。





すると。




ムスコは全く興味を示しません。




自分が好きなので、

自分の子どもが興味を示さないのが

不思議であるのと同時に。




『なんで??

この子塗り絵もできないのかな?』




という

焦りと不安が湧いてきました。






そこでムスコに、


『ほら、こうやってやるんだよ』


とお手本を見せたのです。





それを見て。



ムスコは

ちらっと見つつ、

ほかのことをやり始めました。





えっ??


この子ヤバくない?

塗り絵できないなんて!!!



(今思えば、私がヤバかった。)





と、

塗り絵をしようとしないムスコに

少しイラっとしたのを覚えてます。



それで私は

『ほら、やってごらんよーー!』


と半ば無理やり

やらせようとしたの。




そしたらね。


ムスコは。


黒一色で、

ぐちゃぐちゃにかいた!!!!!





まず塗り絵というのは。



枠からはみ出ないように、

いろんな色を使って、塗る。



というのが楽しいはずなのに。





今思えば

私に対する意思表示だったのでしょう。





ただ単に

ムスコは、

塗り絵に興味がなかっただけです。



なのに私は。


ムスコに自分の好きなことを

押し付けようとして。



自分の価値観だけで

行動していたんですね。







その頃は

小さくて

まだカタコトしか喋れなかった

ムスコですが。




数年して少し大きくなった時に。



『塗り絵すきじゃなかったよね?』



と聞いてみました。



すると

帰ってきた答えは。



『枠からはみ出ないように

色を塗ることの

どこが楽しいのか全然わからなかった』



と言われた!!!!!






彼にとっては

苦痛でしかなかった塗り絵。




塗り絵ができない。


じゃなくて


塗り絵をやりたくない。



だったんです。



オトナでも。


やりたくないことを

無理にやらされることほど


苦痛なことはないです。






ましてや、


幼少期のめちゃくちゃ多感な時期。



すごーーーくやりたい!!!!


と思うことを

思いっきりやらせてあげたい!!!




と思うのです。




甘やかしてるのと

境目がむずかしいかも知れない。



でも。


やりたいことを思いっきりやらせて、

認める。



ただそれだけで、

子どもは

安心感と自己肯定感と自信を

身につけていく。



それが

かけがえのない

人生の財産となる気がするのです。



マホテの

キッズクッキングや

ハッピークッキングに対する思いは


こんな気持ちから

繋がっているのです。





オマケ。


ムスメの成人式前撮りのアルバム。


2人の子どもたちに育ててもらいました。

今も引き続き。本当にありがとう。






今日のまとめ💕💕


親のエゴで子どもを追い詰めない。


子どもは意外なほど色々わかっているので、

子ども扱いせずきちんと話してみる。


すると、子どもは

ビックリするほど素直になる。


まずは話を聞いてみよー!!




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