通代に男がいたのが実は、私の妻であった頃からと
知ったのは・・・それから間もなくであったが、それさえも
霞む衝撃が私の平静を揺さぶった。

「森上さんのお宅ですか、焼津警察署ですが・・」
通代が飲酒運転の上、人身事故を起こしたというのだ。
「それもね人をはねた後、逃げてるんですよ」
お宅の奥さんが・・・という警察官の言葉が気に掛かったが
とりあえず聞き流した。
「すいません、通代と代わって頂けますか」

「お前、俺の女房だって名乗ったのか?」
「だってこんなん、私一人じゃあ何とも出来んじゃん」
「私一人ってお前、・・・男がいるんだろ!?」
「え・・・・」

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