通代が水商売に生活の基盤を見いだした事は
さほど驚きではなくむしろ予測の範囲だった。
当然帰りは真夜中になるというので
一時をまわってから家をでた。
突然の訪問ではあるが
「どうせ飲んでばかりでロクな物食べてないんだろ」
という大義を繕う用意があった。
今晩は早い時間からそのつもりで、夕食用の餃子を多めに
包んでおいて持って来た。
通代の好物でもある。
「一人暮らしも寂しくなって来た頃であろう・・
         元夫のこの、はからいに感激する筈だ」
私には明らかに、そういうもくろみがあった。
いや、そのもくろみが強かったと言おう。

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