「離婚届取りに行く時間ある?ちょっと忙しくなってん」
と電話が来たのはまだ生活に不慣れだった六月の半ば・・
「いいよ、じゃあ俺が取りに行って先に記入しとくよ」
「そう、ゴメンね頼むわぁ」

世代が違うのか個人の認識なのか「戸籍を汚す」事に
さほどの抵抗もなかった。
戸籍窓口に行くと丁度幸せそうなカップルが婚姻届をとりに
来ていた。
「すいません、婚姻届を頂きたいんですけども」
その一声を発する役目を担ったのは女性の方だった。
「おめでとうございます、少々お待ち下さい」
と、女性職員が応対した。
「なるほど婚姻届を希望する市民には
         あの様な対応マニュアルがあるんだな・・」
そう思うと俄然自分への対応に期待が高まった。
「離婚届を希望した場合にどんな対応が・・・」
まさか「それは残念でしたね、少々・・」はあるまい。

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成城に暮らすイクメンのアメブロ-いつかは ゆかし