素敵とは、自分の気持ちに合っていて、心を引かれるさま。非常にすぐれているさま。


素敵なデザインですねとか、素敵な考えですねとか、素敵な発想ですねとか・・・・・

素敵という言葉を言われると非常にうれしい。お世辞ではなく普通に言われた時。


そんでもって素敵は綺麗とは違う。

綺麗とは色・形などが華やかな美しさをもっているさま


街を歩いていて素敵な発見がたくさんある。 

お店のディスプレイ、美術館の作品、言われるだけでなく素敵を発見するのも楽しみ。


素敵という言葉に何か引かれるものがあって、それが何なのかは分からない。


自分が言われて嬉しい言葉って人それぞれあるはず。 余裕がある時にその言葉が何なのか考えてみるのもいいのではないだろうか。





古い家を新築のように見せます。 という広告を見た。そしてそれを体験した人の話を聞けた。

内容は今ある外壁に上から新しい外壁をかぶせるというもの。


確かに仕上がりがとてもきれい。とても築30年には見えない。


しかし築30年には変わりない。地震が起き、外壁は壊れなかったものの家の中はめちゃめちゃだったとのこと。

結局、耐震構造や基礎の部分が30年前のため内面が弱かったらしい。


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会社に結構長くいて、給料のほとんどをエステや美容室、服飾品に使う人がいる。確かに年齢の割には綺麗だ。

しかし、仕事は今一つ。お茶入れ一つにしてもいまいち。 できないわけではないが、望んでいるほどのレベルではない。そして望んでいるレベルもそれほど高くないので、高卒新入社員レベルと言ったところ。


なんかこの外壁リフォームと似ている。


同じお金があるならば、外壁ではなく、基礎の耐震化や弱っている部分の修繕に使いたい。そしてエステや美容に使うよりもスキルアップに使いたい。


内面を強化するということは、いざという時に役立つ、そしてそれが強みとなる。

どんなに綺麗に着飾ってもいつかはバレる。


内面という見えない隠し刀・・・・仕込んで置くと何かのときに役にたちますよ。


時代とともに消えていったものはたくさんある。


ポケベル・・・・「ポケベルが鳴らなくて~♪♪」という歌があるくらい携帯電話が普及する前はみんなが持っていた。そし公衆電話の前では女子高生がお友達のポケベルに「おはよう」とか「学校終わったよ」とか、くだらないメッセージを送るのに列をなし・・・・・・今ではメールが普及し、その当時では考えられないほどのレベルになった。


テレビの砂嵐・・・・ザ~~~~っとなる、あれ。 デジタル放送になり、番組のないチャンネルは「チャンネルが設定されていません」なんて字幕になっちゃって、そのうちこのネタもなんのことだかわからない世代が会社に入ってくる。


まぁそんな感じで消えゆくものと言うのはそんなんのあったなぁ~なんて飲んだ時のネタになりそうだが、消えたのが分からないことを気が付かずに続けていることもある。


仕事でいつもの流れで行っていること・・・・・いつものようにお客さんのために伝票発行・・・・お客さんの方で使うと思って印刷しているのに、デジタル化でその伝票は使わず・・・そしてそのまま捨てられる。 そういうことってないだろうか。

社内では無駄を省きましょう、効率化しましょうと行っているが、お客さんが絡んでくると、「もう必要ないよ」と言ってくれればいいが、言う手間よりも捨てる手間のほうが簡単という理由でなかなか言ってこない事もある。


以前必要だったカタログ、ダイレクトメール・・・・・・封を切る前に捨てる。  あれ。


必要とされず需要が消え去ったのに見えないから気が付きにくい。

身の回りでそういうのがたくさんあるはず。もう一度見回してみてはいかがでしょうか?。