二重否定? I can’t disagree with you. | TOEIC力を“話せる”実践英語力へ ビジネス英会話お助けブログ

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こんにちは。二重否定 (にじゅうひてい)= 否定 の意味を持つ語を二度使用する用法 というのを聞いたことありますでしょうか?

英語の場合、これを真面目に頭で考えようとするとこんがらがりそうです。なので、使わなくても良いかなとも思いますが、実際に聞いてみて、これって使えそうと思ったのがあったのと、相手が使う可能性もあるので知っておいた方が良いかなということで、今回取上げてみました。

まず、使えると思っているのが、
I can’t disagree with you.です。can’t disagree という二つの否定の意味が入って、肯定のI agree with youの意味になります。

それなら、そのままI agree with youで良いのでは???と、いう話になりそうですが、実際に自分がI can’t disagree with you.を聞いたときに、何となくその場面にしっくり来た感じがしたのです。

なので、もう少しニュアンスをつかもうと、同僚のネィティブにまた質問してみました。彼の答えは、

It is usually used in situations to show empathy to the person you are talking to.

For example, if you were to say to your boss that we needed another engineer in Japan because of the high workload. He might respond “I can’t disagree with you about the high workload. But Division Management have decided that there will be no staff increases in the Yokohama office for the next three years.”

でした。この例を見て、確かにあの時もempathy(感情移入)があったからしっくり来たんだなと納得しました。ということで、これだけは自分の頭のフレーズ集に組み込まれています。

ちなみに、同じような表現の最後にmoreをつけると、

I couldn’t (or can’t) disagree with you more.

意味が完全に逆転して、これ以上意見が一致しないことは出来ない=完全に不同意となります。この場合は、二重否定ですが、最初の例と違って、肯定の意味にはなっていません。ややこしいですねー。

同じような文でdisagreeagreeにかえると、

I couldn’t (or can’t) agree with you more.

今度は、これ以上同意出来ない=完全に同意となります。

似たようなので、it couldn’t be better 今よりも良くなる可能性がない=今が一番良いなどもありますね。

まぁ、これらは自分で使わなくても知っていれば良いのかなと思っています。また、聞いてどちらの意味か自身がないときは聞きなおすのが一番無難な気もします。。。

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