こんにちは。
カーエアコンコンプレッサー専業のジー・ローバルです。
大阪府自動車電装品整備商工組合加盟店です。
先日、近所の子供たちと雪遊びに雪山へ。
雪がほぼなくなっていて、氷のような雪でした。
関西圏ではもう終了ですね。
それではお題です。
規定量の時、規定量から25%減量したときの各部品の温度差はどれくらいになるのかの
実験レポートです。
減量前 エバポレーター入口 2.6度
” ” 出口 2.7度
減量後 ” 入口 1.1度
” 出口 18.7度
減量前 コンデンサー入口 64度
” 出口 43度
減量後 ” 入口 78度
” 出口 44度
減量前 アキュムレーター 入口&出口 4度
減量後 ” 入口&出口 20度
減量前 コンプレッサー本体表面温度 52度
減量後 ” 67度
ざっと見た感じでは冷媒ガスが減るとコンデンサー温度が上がり、
エバポレーター出口温度も上がり冷えが悪くなっているのがわかります。
コンプレッサーの表面温度は装着されている場所が熱のこもる場所であれば
減量前、減量後共に上昇します。
高圧が上がり過ぎだからガス量を減らしましたと聞くことがありますが、
規定量よりガス量が減ると循環するオイル量も下がりますので
コンプレッサーの内部駆動に良くありません。
上記のような数値も誘発します。
ご参考までに。