毎度ですっ!^^
カーエアコンコンプレッサー&ラジエターのジー・ローバルです。
今日のお題はフェラーリ 360 モデナの配管です。
とはいっても、コンプレッサーに直接つく配管部分です。
この金色の部分。
弊社ではこの金色部分を付けて出荷していませんが時折配管が一緒に同梱されています。
この配管が返却されるとゆうことは現場で新たに配管を交換されたんでしょうけど、なぜ?。
この金色配管の設置される場所がエンジンと隣接しているためこの配管が熱で熱くなります。
こんな放熱板で一応防御しているけどほぼ意味がない状態。
熱で微妙に歪むのかコンプレッサーとの接合部分からガス漏れすることも。
センターボルトで金色をとめるのですが、規定値で締めても真ん中に負荷がかかるため
熱で外側に隙間ができるのかもしれないので、専門業者さんでは上からもう一枚
鉄プレートを載せて極力均等に圧がかかるようにしているとのこと。
見た目では金色の配管のソリ具合は全くわかりませんが、
ソリがあるから交換されコアー返却と一緒に同梱されてきたんだと思います。
ちなみに弊社からの出荷状態、金色配管は付いていません。
現場で金色の配管の状態判断になりますので。
マグネットクラッチコイルは新品。
フロントカバーとリアカバーの中央部(光っている箇所)はシリンダーケース
綺麗な状態のケースを使用しています。
現物は使用しません。(車が車だけに傷んでいないように見えても別のものを使用しています。)
黄色の部分はコントロールバルブ(メーカー新品)を使用ています。
これは交換必須です。
再利用は圧縮不良の原因になります。
たまにクラッチがダメなのでクラッチのみ修理と言われますが、あまりお奨め出来ません。
すでに10年以上経過していますのでコントロールバルブ、シリンダケース、可変式機構のヘタリを
考えると全交換した方が長く使用できます。