(予約ブログです)
暫く、所用で外出のため
皆様からのコメント、ペタへの
御礼返信が遅れておりまして
申し訳ございません。
さて。
昨日に続き(昨日のブログはこちらです→☆)
江戸時代の匠たちの、
技術と魂がいきづいている
伝統文化の街
燕

につきまして、お話させていただければと思います。
ご存知のかたも多くいらっしゃると思いますが
燕は、古くから、金属洋食器の産地として知られ、
(国内で作られる金属洋食器の90%を占)
江戸時代の初期に農家の副業として始められた釘づくりをきっかけに
キセル、ヤスリ、銅製品、矢立の製造技術が伝えられ、
その他、多くの製品が作られています。
今回、
そんな、伝統文化に触れてみたいと思いまして、
燕に立寄ってみました。
駅を降りまして、向ったのは
磨き屋一番館さんです。

磨き屋一番館さんは、
金属製品の大事な最終工程である
研磨技術の普及を目的として作られた施設です。
お話などお伺いしてもいいのかしら??と
少し迷いながら中に入りますと、
”どうぞ~” との、温かい声。
お優しそうなかたが、
施設のことや、製品のことを、
とても丁寧にご説明して下さいました。
こちらでは、後継者の育成、新規開業を目指す人への支援、
新素材に対する研磨技術の研究などを行っているとのこと、
中に入りますと
大きな機械を使って、皆さんが研磨作業を行っていらっしゃいました。

実は、わたくし
工場や製造現場が大~い好き。
中に入らせて頂いただけで、ワクワクです。
いくつかの工程を踏まえて、

どんどん綺麗になっていきます。

研磨作業を行っているのは、
我々が日常使うような食器、ファッション小物、
自動車部品、航空機部品、モバイル機器、大型板金部品など
多種多様。
こちらは、航空機の羽根
研磨前

そして
研磨後。
これ、模様ではないんです。
研磨後の板に天井が綺麗に映っているんですよ~ 本当に美しいんです。

いろいろとお話をお聞きしながら
素晴らしい研磨技術と製品を見せていただき、
感動致しました。
最後に、お土産を買いたくなりまして。。
見せて頂いた、研磨途中のビールグラス
細かい綺麗な泡立ちになるように、底の磨きにも留意した作品

こちらで、どうしてもビールが飲みたくなりまして
完成品を購入させて頂きました。
見て下さい! と~っても美しい輝きと滑らかさです。

これで、美味しいビールをいただくのが
楽しみ

日本の素晴らしい技術、
うけつがれていって欲しいですね。
伝統文化の街、まだまだ続きます。
..... to be continued......