マレーシア・クアラルンプール近郊の不動産最低購入価格が上昇 | 国境なき時代を生き抜く!元外資系ITエンジニアが東南アジアで繰り広げる世界進出への道しるべ

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かなり久しぶりの更新になってしまいましたね。。。


僕自身、昨年末まで2年ほどマレーシアに住んでいたわけもあって、マレーシアの不動産についてはその動きには注視していました。

どうやら、新しくまた動きがあったようですね。



マレーシアの首都クアラルンプールの位置するセランゴール州政府は、今月9月1日から、外国人や永住許可証(PR)保有者、外国企業が購入できる住宅不動産の最低価格を引き上げていたとのこと。

居住用不動産価格が200万RM(約6700万円)からとなったので、一般的には手が出る価格ではなくなってしまいましたね。

しかも今は急ピッチで円安に進行してますから、為替の観点でもインパクトありますよね。


思い出してみれば、今年1月から外国人による住宅購入の最低金額が50万RMから100万RMに引き上げられたばかりでした。。。

今回の上げ幅が結構大きく、また同州内でもゾーンにわけて実施されているので、ちょっと分かりにくいんですよね。

ということで、ゾーン別に時系列にまとめてみました。



それとゾーンの場所も分かりにくいので、ちょっと簡単にですがマップにゾーンを配置してみました。


Zone1
Petaling, Gombak, Hulu Langat, Sepang, Klang

Zone2
Kuala Selangore, Kuala Langat

Zone3
Hulu Selangore, Sabak Bernam



こちらの記事(マレーシアに日本人が大挙して押し掛け)でも書いているが、マレーシアに日本人が住む場合、圧倒的にクアラルンプール近郊が多いんですよね。



リアタイヤ後の居住国として人気のあるマレーシアなんですけど、この決定は現地で不動産を購入して住もうと考えていた方には残念なお知らせになってしまいましたね。。。

そうなると、住もうと思えば賃貸でしょうかねー。

外国人向けのマーケットは高騰してますから、オーナーが外国人の部屋を賃貸する場合は高くなっていくでしょうけど、この最低価格は現地の人(マレーシア人、法人)には適用されないので、そういった人がオーナーであれば購入価格は安いですから賃料はそれほど高騰はしないでしょうね。


安く住もうと思ったら、そういう部屋を探していくことになるでしょうか。

ただ、そういった部屋を見つけるのが、特に日本人をターゲットにしている業者が持っているかどうかがポイントになるでしょうね。
(その業者が現地の人とのコネクションをもっているかどうか、ということ)


現地の人とコネクションを持っていて、いろいろ紹介できる部屋があれば、マレーシアに移住する人の多くは生活コストを低く抑えて生活したいでしょうから、逆に、外国人向けに賃貸不動産紹介のビジネスをする人が出てくるかも知れないですねー。